特許
J-GLOBAL ID:200903052867520223

電縫管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-104629
公開番号(公開出願番号):特開2000-301269
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 フォーミングロールによる板条材の把持が不完全であっても、サイジングロールによる速度制御を可能とし、電縫管の溶接不良を防ぐ。【解決手段】 板条材Tを走行させつつ転造ロール14,16により転造加工を施す転造工程と、板条材をフォーミングロール群26を通して断面C字状に成形する管成形工程と、断面C字状にされた板条材Tの両端縁を高周波加熱コイル30で加熱したうえ突き合わせて溶接する溶接工程と、溶接後の金属管Pを複数のサイジングロール38を通して縮径するサイジング工程とを1ラインとした。フォーミングロール群26は、転造加工面に当接する駆動ロールを含まない。サイジングロール38が金属管Pに当接する平均荷重は、フォーミングロール26が板条材Tに当接する平均荷重の150〜200%とし、個々のサイジングロール38には濃度0.5〜10wt%のソリュブル水溶液を潤滑液として供給する。
請求項(抜粋):
金属製の板条材を走行させつつ、少なくとも一対の転造ロール間を通過させて、前記板条材の少なくとも一面に転造加工を施す転造工程と、転造された前記板条材を複数のフォーミングロールを通して断面C字状に成形する管成形工程と、断面C字状に成形された前記板条材の両端縁を加熱したうえ突き合わせて溶接する溶接工程と、溶接後の金属管を複数のサイジングロールを通して縮径するサイジング工程とを具備し、前記フォーミングロール群は、前記板条材の転造加工が施された内周面に当接する駆動ロールを含まず、前記サイジングロールが金属管に当接する平均荷重は、前記フォーミングロールが板条材に当接する平均荷重の150〜200%とすることを特徴とする電縫管の製造方法。
IPC (2件):
B21D 53/06 ,  B21H 1/00
FI (2件):
B21D 53/06 G ,  B21H 1/00 B

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