特許
J-GLOBAL ID:200903052874640609

改良されたゴム変性ポリスチレン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 武彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-508118
公開番号(公開出願番号):特表平8-511298
出願日: 1994年08月04日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】強度と光沢の特性の驚異的に良好な組合せをもつ高衝撃ポリスチレン樹脂が提供される。この樹脂は小さい(すなわち0.1〜0.4ミクロン)カプセル形態のゴム粒子を比較的小さい(すなわち0.25〜1ミクロン)もつれ形態のゴム粒子と組合せて含んでいる。このような樹脂は0.4ミクロン未満の全容積平均ゴム粒径において2.5〜3.5フィート・ポンド/インチ(133.4〜186.7J/m)およびそれ以上の範囲のアイゾット衝撃強度値を、対応する90%以上の光沢値と共に、提供することができる、ということが発見された。
請求項(抜粋):
全組成物の重量を基準にして、90〜55重量%の剛性モノビニリデン芳香族ポリマーマトリックスと、該マトリックスに分散させた10〜45重量%のグラフト化され吸蔵された1,3-アルカジエン系ゴム粒子とからなり、該ゴム粒子の25〜80重量%がカプセル粒子形態と0.1〜0.4ミクロンの容積平均粒径をもち且つ該粒子の75〜20重量%がもつれ粒子形態と0.25〜1ミクロンの容積平均粒径をもつ、ゴム変性モノビニリデン芳香族ポリマー組成物の製造方法であって、次の諸工程すなわち、 a.15〜40重量%のモノビニリデン芳香族モノマーを共重合させた1,3-アルカジエン/モノビニリデン芳香族ブロックコポリマーの5〜30重量部をモノビニリデン芳香族モノマー95〜70重量部にとかし; b.えられたゴム/モノマー溶液を50〜210°Cの温度で、0〜1000重量ppmの重合開始剤および0〜2000重量ppmの連鎖移動剤の存在下に、且つ上記に特定した粒径範囲のカプセル形態およびもつれ形態のゴム粒子を与えるに十分な攪拌下に重合させ、そして c.その後に、生成ゴム変性モノビニリデン芳香族ポリマー生成物を回収する;諸工程からなることを特徴とする方法。
IPC (4件):
C08F287/00 MQX ,  C08F 2/44 MCS ,  C08L 25/00 LDW ,  C08L 51/04 LKY
FI (4件):
C08F287/00 MQX ,  C08F 2/44 MCS ,  C08L 25/00 LDW ,  C08L 51/04 LKY
引用特許:
審査官引用 (5件)
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