特許
J-GLOBAL ID:200903052883240486

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-204360
公開番号(公開出願番号):特開平7-052635
出願日: 1993年08月18日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 大変小さな暖房能力で窓ガラスの曇りを発生することなく車室内の暖房を行う。【構成】 内外気切替手段10によって内気あるいは外気が導入される第1空気通路27は、フェイス吹出口16、17およびデフロスタ吹出口18に連通して設けられている。また、内気のみが導入される第2空気通路28は、フット吹出口に連通して設けられている。そして、第1空気通路27および第2空気通路28には、加熱器24が配置されている。暖房時、乗員数が多い時は、第1空気通路27内に多くの外気を導入して、フェイス吹出口16、17およびデフロスタ吹出口18から湿度の低い外気を多量に吹出し、窓ガラスの曇りを抑えて暖房を行う。乗員数が少ない時は、第1空気通路27内にも多くの内気を導入して、暖房にかかる能力を低減する。
請求項(抜粋):
(a)車室外の空気を取り入れる外気導入口および車室内の空気を取り入れる内気導入口を備えるとともに、前記外気導入口から導入される車室外空気と前記内気導入口から導入される車室内空気との導入割合を変化させるダンパを備える内外気切替手段と、(b)この内外気切替手段によって選択された空気を取り入れるとともに、乗員の上半身へ向けて空気を吹き出させるフェイス吹出口、およびフロントガラスへ向けて空気を吹き出させるデフロスタ吹出口を備える第1空気通路と、(c)車室内の空気を取り入れるとともに、乗員の足元へ向けて空気を吹き出させるフット吹出口を備える第2空気通路と、(d)前記第1空気通路に配置され、この第1空気通路を通過する空気を加熱する第1加熱手段と、(e)前記第2空気通路に配置され、この第2空気通路を通過する空気を加熱する第2加熱手段と、(f)車両乗員の人数が少ない場合に前記ダンパによって外気の導入割合を小さく設定し、車両乗員の人数が多い場合に前記ダンパによって外気の導入割合を大きく設定するダンパ開度設定手段とを備える車両用空気調和装置。

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