特許
J-GLOBAL ID:200903052886407829
木造耐震用補強鋼材
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
合志 元延
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-166328
公開番号(公開出願番号):特開平11-050536
出願日: 1996年02月21日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 第1に、木造建築物に耐震性を持たせ、特に和室の真壁においても筋違いをバランス良く配置でき、第2に、コンパクトに収り、面材たる壁材が切り欠く等の加工なしに直張りできる、木造耐震用補強鋼材を提案する。【解決手段】 この木造耐震用補強鋼材は、ホールダウン金物と筋違い金物を一体化した鋼製の金物よりなり、上下一対となって使用され、上下の梁16や土台20の内側について左右の柱18間に、それぞれ固定される。そして、横部分の主鋼材5と左右の縦部分の柱とめプレート2が、一体化されてなり、主鋼材5は、横架材とめ用穴4,筋違いとめボルト1,間柱とめ用釘穴6等を備え、横架材とめ用穴4にボルト7,13を通しナット8,12にて締め付けることにより、梁16や土台20に固定される。左右の柱とめプレート2は、柱とめ用穴3を備え、柱とめ用穴3にボルト10を通すことにより左右の柱18に固定される。
請求項(抜粋):
木造軸組の建築物たる木造建築物において用いられ、ホールダウン金物と筋違い金物とを一体化した、鋼製の金物よりなる木造耐震用補強鋼材であって、上下一対となって使用されるものであり、上下の横架材たる梁や土台の内側について左右の柱間にそれぞれ固定されると共に、横部分たる主鋼材と、左右の縦部分たる柱とめプレートとが、一体化されてなり、該主鋼材は、横に間隔を存しつつ上下方向に穿設された複数個の横架材とめ用穴と、前後方向に立設される左右2本の筋違いとめボルトと、左右の中央において前後方向に穿設された間柱とめ用釘穴と、を備えてなり、左右の該横架材とめ用穴にボルトを通しナットにて締め付けることにより、該梁や土台に対し密着,固定され、左右の該柱とめプレートは、それぞれ、縦に間隔を置きつつ左右方向に穿設された複数個の柱とめ用穴を備えてなり、該柱とめ用穴にボルトを通すことにより、それぞれ左右の該柱に固定され、かつ、筋違いの上下部が、このような上下一対の木造耐震用補強鋼材の該主鋼材の左右に、該筋違いとめボルトと筋違いとめ用ナットにて、それぞれ締め付け固定され、又、間柱の上下部が、このような上下一対の木造耐震用補強鋼材の該主鋼材の中央に、該間柱とめ用釘穴を利用してそれぞれ固定されること、を特徴とする木造耐震用補強鋼材。
IPC (2件):
FI (2件):
E04B 1/26 F
, E04B 1/58 G
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