特許

J-GLOBAL ID：200903052888759838

光受信回路

発明者： 畠山 意知郎 ,  長堀 剛
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 鈴木 章夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-124628
公開番号（公開出願番号）：特開平9-312528
出願日： 1996年05月20日
公開日（公表日）： 1997年12月02日
要約：

【要約】【課題】 受信した光信号を多段構成のオフセット補償回路付増幅回路で増幅する場合、高速動作を実現すべく各増幅回路のオフセット補償回路の時定数が小さく設定されていると、応答が鋭敏となり、干渉を拾い易く、出力の安定性、信頼性が低下される。【解決手段】 多段に縦続接続された複数の増幅回路OC(0)〜OC(n)にそれぞれ設けられるオフセット補償回路は、それぞれの時定数τ(i’)が前段の増幅回路よりも後段側の増幅回路において小さくなるように設定される。τ(i’)>τ(i’+1)。前段の増幅回路においてはオフセット補償回路の時定数が大きくされ、その応答が緩和されて干渉を拾うことは少なくなり、また、前段においてオフセット補償回路が誤動作する等してオフセット補償が不完全となった場合でも、後段では時定数が小さいためにオフセット補償の不完全を補うことができ、出力の安定性、信頼性が改善される。

請求項（抜粋）：

それぞれがオフセット補償機能を有する複数の増幅回路を多段に縦続接続した光受信回路において、各段の増幅回路のオフセット補償回路の時定数は前段の増幅回路よりも後段側の増幅回路において小さくなるように設定されたことを特徴とする光受信回路。

IPC (7件)：

H03F 3/08 ,  H03F 3/34 ,  H04B 10/28 ,  H04B 10/26 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/04 ,  H04B 10/06

FI (3件)：

H03F 3/08 ,  H03F 3/34 A ,  H04B 9/00 Y