特許
J-GLOBAL ID:200903052889739342

エレベータのジャーク補償方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155617
公開番号(公開出願番号):特開平11-005674
出願日: 1997年06月13日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】 オーバーシュートの抑制効果を向上させる。【解決手段】 加速度指令NAから1階微分によりジャークNJを検出しジャーク指令として出力するジャーク検出部15と、この指令NJのリプルを除去するフィルタ31と、指令NJの最大値を検出し保持するジャーク最大値検出処理部32と、ジャーク補償ゲイン部33及び速度制御アンプ2からのトルク指令にジャーク補償信号を加える加算器3とを有し、ジャーク指令の立ち上がり時は処理部32が指令NJの最大値を絶えず保持して補償ゲイン部33へ出力し、立ち下がり時は処理部31のジャークフィルタ出力が一定レベル以下になった時補償ゲイン部33へ入力する処理部32からの信号を0とする。エレベータはこのジャーク最大値検出からジャークが一定レベル以下になるまで一定の高速応答化されたジャーク最終指令によりジャーク補償される。
請求項(抜粋):
ジャークを検出してジャーク指令とし、このジャーク指令を演算処理し、ジャーク補償ゲイン部を介して速度制御アンプからのトルク指令に加えてジャーク補償するエレベータのジャーク補償方法において、ジャーク指令の最大値を検出し保持する最大値検出処理部と、ジャーク指令をフィルタ処理するフィルタ処理部とを設け、ジャーク指令の立ち上がり時は最大値検出処理部によりジャーク指令の最大値を絶えず保持してトルク補償ゲイン部へ出力し、立ち下がり時はフィルタ処理部からのジャークのフィルタ出力が一定レベル以下になった時前記ジャーク補償ゲイン部に入力する信号を零とすることを特徴とするエレベータのジャーク補償方法。

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