特許
J-GLOBAL ID:200903052892055969

触媒の劣化検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-119303
公開番号(公開出願番号):特開平5-312024
出願日: 1992年05月12日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 リーンNOx触媒の経時劣化と一時劣化を判別できるようにする。【構成】 排気温度差とリーンNOx触媒の浄化率の関係から最低浄化率に対応する排気温度差のしきい値を設定し、リーン定常運転に入ると、排気温度差が所定値以下かどうかによって、所定値以下ならリーンNOx触媒の劣化と判定する。そして、そのしきい値以下となった時間tlimitでの酸素濃度差の積算値∫|ΔO2|dtがそのしきい値O2limit以上かどうかによって、しきい値O2limit以上であればリーンNOx触媒9の一時劣化と判定し、しきい値O2limitより小さければ経時劣化と判定する。また、経時劣化が進んだ状態ではこのしきい値O2limitを下げる。また、劣化検出のインターバルは空燃比,排気温度,エンジン回転数および負荷に応じて変更する。
請求項(抜粋):
少なくとも空燃比が理論空燃比より大きいリーン空燃比領域でリーンNOx触媒により排気ガス中のNOxを還元浄化するエンジンにおいて、前記リーンNOx触媒の上流側および下流側の排気温度を検出する第1および第2の各排気温度センサと、これら第1および第2の排気温度センサの出力を受け前記リーンNOx触媒の上流側と下流側の排気温度差を演算する排気温度差演算手段と、前記リーンNOx触媒の上流側と下流側の酸素濃度を検出する第1および第2の各酸素濃度センサと、これら第1および第2の酸素濃度センサの出力を受け前記リーンNOx触媒の上流側と下流側の酸素濃度差の積算値を演算する酸素濃度差積算値演算手段と、前記排気温度差演算手段の出力と前記酸素濃度差積算値演算手段の出力を受け、前記排気温度差が所定温度差以下で、かつ、前記酸素濃度差の積算値が所定値以上のときは前記リーンNOx触媒が一時劣化の状態にあると判定する触媒劣化判定手段を備えたことを特徴とする触媒の劣化検出装置。
IPC (2件):
F01N 3/20 ,  F02D 45/00 358

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