特許
J-GLOBAL ID:200903052899733741

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-207197
公開番号(公開出願番号):特開平7-040708
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】ドライグリップ性能及び高速耐久性能を維持しつつ、ウエットグリップ性能を向上させ、さらにタイヤ騒音を低減する。【構成】トレッド部Tを円周方向に連続して延びるタイヤ赤道両側の2本の縦溝7によって、一対のショルダー部8、8と、中央部9とに区分する。中央部9は、縦溝7のタイヤ軸方向内側の溝底縁7aから半径方向外側に凸る曲線で軸方向内側にのびる両側の溝壁面9aと、この溝壁面9a間を滑らかに継ぐ中央接地面9bとからなる中央部表面形状を具える。中央部表面は、ショルダー部8の接地面間を継ぐ仮想トレッド線10に接する一連の凸曲線により形成される。中央部9の少なくともベルト層側に第1のゴム部分25を又少なくとも一方のショルダー部8の少なくともトレッド外面側に第2のゴム部分26を形成する。第1のゴム部分25のゴムは、損失正接tan δ1が0.01〜0.35、しかも第2のゴム部分26のゴム損失正接tan δ2との比tan δ2/tan δ1を1.2〜10.0以下とする。
請求項(抜粋):
トレッド部に実質的に円周方向に連続して延びるタイヤ赤道両側の2本の縦溝を設けることによって、前記トレッド部を該縦溝のタイヤ軸方向外側の溝底縁よりも外側の一対のショルダー部と縦溝のタイヤ軸方向内側の溝底縁間の中央部とに区分するとともに、前記中央部は、タイヤ子午断面において、前記内側の溝底縁から半径方向外側に凸る曲線でタイヤ軸方向内側にのびる内の溝壁面とこの内の溝壁面間を滑らかに継ぐ中央接地面とからなる一連の凸曲線を用いた中央部表面を具え、しかも中央部表面は、前記ショルダー部の接地面間を継ぐ仮想トレッド線に実質的に接するとともに、前記トレッド部は、損失正接tan δ1が0.01〜0.35の第1のゴム組成物と、損失正接tan δ2が前記損失正接tan δ1の1.2倍以上かつ10倍以下の第2のゴム組成物とを用いて形成され、しかも前記中央部の少なくともベルト層側に前記第1のゴム組成物を用いた第1のゴム部分を配するとともに、少なくとも1つのショルダー部の少なくともトレッド外面側に第2のゴム組成物を用いた第2のゴム部分を設け、しかも前記ベルト層は、並列したコードをトッピングゴムにより被覆した複数のベルトプライ、又はベルトプライと、このベルトプライの最外側に位置するベルトプライの半径方向外側を覆ってタイヤ軸方向にのびる被覆ゴム層とからなることを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (3件):
B60C 11/00 ,  B60C 9/18 ,  B60C 9/22

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