特許
J-GLOBAL ID:200903052904355246

スペクトル直接拡散通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-007578
公開番号(公開出願番号):特開平10-209916
出願日: 1997年01月20日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 同一の周波数の帯域を共用しても相互干渉を起こしにくい直接拡散方式によるスペクトル拡散通信システムを提供する。【解決手段】 送信側でデータ送出部1からの信号が拡散符号発生部21で発生される符号により拡散部2で拡散される。拡散のチップレートはチップレートコントロール部22でコントロールされる。受信側はアンテナからの入力信号を周波数変換部5で変換後、逆拡散部6で逆拡散し復調部7で復調する。逆拡散はチップレートコントロール部62で拡散符号発生部61をコントロールし逆拡散部6を動作させて行う。干渉を防ぐため一方のシステムのチップレートをL拡散率をkとすると、他方のシステムにおいてチップレートを(L/k)×m(m:1,2,3...)とする。この場合、他方の1チップに対して、一方のシステムの拡散周期が1周期分はいることになる。
請求項(抜粋):
直接拡散によるスペクトル拡散通信が共通の通信域で複数同時に行われるスペクトル直接拡散通信システムにおいて、前記複数の通信を可能とする各システム相互の関係は、一方のシステムがチップの拡散率k、チップレートLで直接拡散する通信システムを構築するのに対し、他方のシステムは、チップレート(L/(k×m))(m:1,2,3,...)で直接拡散する通信システムを構築するようにしたことを特徴とするスペクトル直接拡散通信システム。

前のページに戻る