特許
J-GLOBAL ID:200903052905012717

内視鏡の可撓部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-081235
公開番号(公開出願番号):特開2000-271075
出願日: 1999年03月25日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 螺旋管の外周に被着したネットのうち、螺旋管の巻回方向に対して反対方向に巻回される反対方向素線束を同方向素線束より剛性を高くなし、可撓部を細径化するために金属螺旋管を単層のものとしても、可撓部に捩り力が作用した時に、この可撓部自体が変形してその力を吸収してしまうようなことがなく、確実に捩り力を先端部分にまで伝達できるようにする。【解決手段】 単層からなる螺旋管11の外周に装着されるネット12は螺旋管11の巻回方向と同じ方向に巻回される同方向素線束18Lと、螺旋管11の巻回方向に対して反対方向に巻回された反対方向素線束18Rとからなり、この反対方向素線束18Rは、それを構成する素線数を、同方向素線束18Lより多くするか、それより硬い材質のものとするか、線径を太くする等によって、ネット12は同方向素線束18Lに対して反対方向素線束18Rの方が剛性を高めている。
請求項(抜粋):
先端部本体を所望の方向に向けるために、この先端部本体に連設した湾曲部と、本体操作部との間を連結し、ばね性を有する螺旋管の外周にネットを被着させ、さらにこのネットの外周に外皮層を形成した内視鏡の可撓部において、前記螺旋管を所定の方向に巻回した単層のもので構成し、この金属螺旋管の外周に被着されるネットは、この螺旋管の巻回方向と同じ方向に巻回される1または複数の同方向素線束と、それとは反対方向に巻回される1または複数の反対方向素線束とを編組するようになし、これら両素線束のうち、反対方向素線束の方を同方向素線束より剛性を高くする構成としたことを特徴とする内視鏡の可撓部。
IPC (2件):
A61B 1/00 310 ,  G02B 23/24
FI (2件):
A61B 1/00 310 A ,  G02B 23/24 A
Fターム (9件):
2H040DA16 ,  4C061AA00 ,  4C061AA29 ,  4C061BB00 ,  4C061CC00 ,  4C061DD03 ,  4C061FF25 ,  4C061FF27 ,  4C061JJ06
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭62-106737
  • 内視鏡の可撓管
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-206879   出願人:旭光学工業株式会社
  • 特開平1-285238
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