特許
J-GLOBAL ID:200903052906231862

ポリアミド樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-183453
公開番号(公開出願番号):特開平7-097503
出願日: 1994年08月04日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【構成】 本発明のポリアミド樹脂組成物は、ポリアミド樹脂100重量部と、不飽和カルボン酸またはその誘導体のグラフト量が0.01〜10重量%のグラフト変性エチレン・1-ブテンランダム共重合体5〜200重量部とからなる。このグラフト変性エチレン・1-ブテンランダム共重合体は、1-ブテン含量が15〜25モル%、極限粘度[η]が0.5〜3.5dl/g、ガラス転移温度が-60°C以下、結晶化度が10%未満であり、かつ、13C-NMR法により求めた、共重合モノマー連鎖分布のランダム性を示すパラメータ(B値)が1.0〜1.4であるエチレン・1-ブテンランダム共重合体のグラフト変性物である。【効果】 上記ポリアミド樹脂組成物は、溶融流動性に優れ、すなわち成形性に優れており、柔軟性、耐低温衝撃性、耐吸水性および耐塩素水性に優れた成形体を提供することができる。
請求項(抜粋):
ポリアミド樹脂(A)100重量部と、不飽和カルボン酸またはその誘導体のグラフト量が0.01〜10重量%のグラフト変性エチレン・1-ブテンランダム共重合体(B)5〜200重量部とからなり、該グラフト変性エチレン・1-ブテンランダム共重合体(B)は、(a)1-ブテン含量が15〜25モル%であり、(b)135°Cデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.5〜3.5dl/gであり、(c)ガラス転移温度(Tg)が-60°C以下であり、(d)X線回折法により測定した結晶化度が10%未満であり、かつ、(e)13C-NMR法により求めた、共重合モノマー連鎖分布のランダム性を示すパラメータ(B値)が1.0〜1.4であるエチレン・1-ブテンランダム共重合体のグラフト変性物であることを特徴とするポリアミド樹脂組成物。
IPC (2件):
C08L 51/06 LLE ,  C08L 77/00 LQS
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-126463

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