特許
J-GLOBAL ID:200903052909095447

耐食性の優れた鋼および鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-002923
公開番号(公開出願番号):特開平6-212256
出願日: 1993年01月11日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は耐食性の優れた鋼および鋼管の製造方法に係り、さらに詳しくは、例えば自動車や船舶等の内燃機関の排気系統において優れた耐食性を有する鋼および鋼管を製造する方法に関する。【構成】 耐食性の優れた鋼あるいは鋼管の製造法であって重量%で、Crを5.5〜9.9%、Alを0.3〜3.0%とSi,Mnを含有し、C,N等を低減した鋼を、所定の条件で熱延、冷延、熱処理し、あるいはさらに造管する。またはさらに、熱延後に再結晶熱処理するか、付加成分として、Cu,Mo,W,Sb,Ni,希土類元素,Caを含有させる。
請求項(抜粋):
重量%で、Si:0.01%以上1.2%未満、Mn:0.02〜2.0%、Cr:5.5〜9.9%、Al:0.3〜3.0%、を含有し、C:0.02%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、N:0.02%以下、に低減し、残部Feおよび不可避不純物からなる高Cr鋼片を、下記の工程で順次鋼板とすることを特徴とする耐食性の優れた鋼の製造方法。?@鋼片を1150〜1300°Cの温度に加熱した後に、圧延完了温度が680°C以上で板厚1.6mm以上6.0mm以下のホットストリップに熱間圧延し、帯鋼として巻き取る工程、?A上記の熱延帯鋼を、累積圧下率が40%以上の冷間圧延を加えて冷延帯鋼とする工程、?B上記の冷延帯鋼を、760°C以上の温度に0.5min 以上保持する熱処理を施して再結晶させる工程。
IPC (6件):
C21D 8/02 ,  C21D 8/10 ,  C21D 9/08 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/38

前のページに戻る