特許
J-GLOBAL ID:200903052909799894
樹脂材料の回収装置およびその回収方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-321348
公開番号(公開出願番号):特開平11-151719
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、樹脂材料の回収に関し、樹脂材料を容易に分別回収することにより、樹脂材料の回収率を向上させて、省資源・環境保護の一助となる樹脂材料の回収装置およびその回収方法を提供することを目的とする。【解決手段】 PVC(ポリ塩化ビニル)の溶融温度よりも高めに保持したオイル13を貯留するオイルバス11内にワイヤーハーネスWを投入してPVCを溶融し、そのオイル13は循環パイプ21内を引抜ポンプ22および圧送ポンプ27により循環移送させる。溶融したPVCは、オイルバス11内で溶融した後にオイル13と共に冷却管25内で冷却固化してスクリュー型押出機23でオイル溜り28内に押し出すことにより沈澱させ、この後にコンベア29でオイル13内から引き上げて粉砕機31でペレット状に粉砕し再生樹脂材料とする。一方、PVCが取り除かれた線材などはオイルバス11内から回収して再精製する。
請求項(抜粋):
回収する樹脂材料の溶融温度以上に貯留する加熱用液体を保持して該樹脂材料と組み合せた結合材料を投入する溶融漕と、溶融漕内から引き抜かれた加熱用液体を溶融漕内に戻す循環経路と、循環経路内の溶融状態の樹脂材料および加熱用液体を冷却して該樹脂材料を固化させる冷却手段と、固化した樹脂材料を循環経路内から引き出して回収する回収手段と、溶融漕内の加熱用液体と共に溶融状態の樹脂材料を引き抜いて循環経路に流入させるとともに冷却された循環経路内の加熱用液体を溶融漕内に戻す循環手段と、を備えることを特徴とする樹脂材料の回収装置。
IPC (4件):
B29B 17/02 ZAB
, B09B 3/00
, C08J 11/06
, H01B 15/00
FI (4件):
B29B 17/02 ZAB
, C08J 11/06
, H01B 15/00
, B09B 3/00 303 G
前のページに戻る