特許
J-GLOBAL ID:200903052914118307

マグネトロン駆動用昇圧トランス装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-369874
公開番号(公開出願番号):特開2001-185429
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】 マグネトロン駆動用昇圧トランス装置において、高電位を有する二次巻線から一次巻線への高圧混触を防止する。【解決手段】 第1の巻線の端子部33と第2の巻線および第3の巻線の端子部34、35とは磁性体31を隔てて対峙するよう配置し、磁性体アース端子36はシャーシアースに接続する構成としてあり、万一印刷基盤37に塵埃の堆積や、あるいは塩分を含んだ結露が生じて、高電位の第2の巻線と第3の巻線の端子部34、35から、第1の端子部33の方向に縁面放電し易くなる状態になっても、第2の巻線と第3の巻線の端子部34、35から磁性体31に対し放電し、磁性体31から磁性体アース端子36を通じて接続されたシャーシアースに電流が流れることにより第1の巻線への混触を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
マグネトロンと、前記マグネトロンに高圧を供給する高圧回路と、前記マグネトロンのヒータと前記高圧回路に駆動電圧を供給する昇圧トランスと、前記昇圧トランスの一次側に接続されたスイッチング回路と、前記昇圧トランスを固定および前記高圧回路とマグネトロンのヒータとスイッチング回路とを印刷配線した印刷基盤とからなり、前記昇圧トランスの第1の巻線と第2の巻線と第3の巻線は磁気回路を構成する磁性体に対し2つ以上の巻枠に同心に積層して巻線され、各巻枠の適所に巻線の端子部を設けると共に巻枠の1つには前記磁性体に導通接触させた磁性体アースの端子部を設け、第1の巻線の端子部と第2の巻線および第3の巻線の端子部とは磁性体を隔てて対峙するよう配置し、前記昇圧トランスの巻線端子部を印刷基盤に半田固定し、第1の巻線はスイッチング回路に、第2の巻線と第3の巻線は高圧回路およびマグネトロンのヒータに、磁性体アースの端子部はシャーシアースに接続したマグネトロン駆動用昇圧トランス装置。
IPC (2件):
H01F 30/00 ,  H05B 6/66
FI (5件):
H05B 6/66 A ,  H01F 31/00 Q ,  H01F 31/00 C ,  H01F 31/00 R ,  H01F 31/00 H
Fターム (10件):
3K086AA05 ,  3K086BA08 ,  3K086CB12 ,  3K086CB13 ,  3K086CC03 ,  3K086FA02 ,  3K086FA03 ,  3K086FA06 ,  3K086FA08 ,  3K086FA09

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