特許
J-GLOBAL ID:200903052915689480
圧入ケーソン
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高山 道夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-338101
公開番号(公開出願番号):特開平8-177055
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 アンカ材をケーソン圧入の反力として利用する工法の利点をそのまま活かし、しかも圧入用反力桁の架設,撤去作業を必要とせず、ケーソンの圧入,沈設作業をケーソンの内部で遂行し得る圧入ケーソンを提供すること。【構成】 互いに所定の間隔をおいて配置しかつ下端部を地盤Gに固定した複数本のアンカ材5を、ケーソン1の作業室スラブ3に貫通させ、アンカ材通し用の穴4と、これに貫通されたアンカ材5間の空隙を密閉式アンカ通し装置7により密閉し、前記作業室スラブ3上に、アンカ材5に対応させて圧入用ジャッキ25を設置し、当該圧入用ジャッキ25にアンカ材5を連結し、ケーソン1の作業室2の底部の地盤Gを掘削しながら圧入用ジャッキ25によりアンカ材5を反力としてケーソン1を地盤Gに圧入し、沈設するように構成した。
請求項(抜粋):
ケーソン1の作業室スラブ3に、互いに所定の間隔をおいて複数個のアンカ通し用の穴4を設け、これらの穴4と同数配置されかつ下端部を地盤Gに固定したアンカ材5を、前記穴4に貫通させるとともに、各穴4とアンカ材5間の空隙部に、充填材を注入しシールする密閉式アンカ通し装置7を設け、前記作業室スラブ3上に前記アンカ材5に対応させて圧入用ジャッキ25を設置し、当該圧入用ジャッキ25にアンカ材5を連結し、ケーソン1の作業室2の底部の地盤Gを掘削しながら圧入用ジャッキ25によりアンカ材5を反力としてケーソン1を地盤Gに圧入し、沈設することを特徴とする圧入ケーソン。
引用特許: