特許
J-GLOBAL ID:200903052920736373

ランキンサイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-316831
公開番号(公開出願番号):特開2002-115506
出願日: 2000年10月11日
公開日(公表日): 2002年04月19日
要約:
【要約】【課題】 ランキンサイクル装置の膨張機に供給される液相作動媒体の過冷却を防止して蒸発器の消費エネルギーを節減する。【解決手段】 ランキンサイクル装置2は、蒸発器3、膨張機4、凝縮器5、タンク6および供給ポンプ7を備えており、膨張機4および凝縮器5を接続する低圧蒸気通路12とタンク6とがバイパス通路15で接続される。タンク6内の水温が設定温度を越えている場合には、膨張機4からの蒸気は全て凝縮器5に供給されるが、前記水温が設定温度以下の場合には、開閉弁26を開放して膨張機4からの蒸気をバイパス通路15を介してタンク6内に供給し、蒸気排出管17の多数の小孔17a...から気相部および液相部に噴出させる。その結果、タンク6内で蒸気が凝縮する際に放出する潜熱で水温を上昇させ、蒸発器3で水を加熱して蒸気を発生させる際の消費エネルギーを節減することができる。
請求項(抜粋):
液相作動媒体を加熱して蒸気を発生させる蒸発器(3)と、蒸発器(3)が排出した蒸気の熱エネルギーを機械エネルギーに変換する膨張機(4)と、膨張機(4)が排出した蒸気を冷却して液相作動媒体に戻す凝縮器(5)と、凝縮器(5)が排出した液相作動媒体を貯留するタンク(6)と、タンク(6)内の液相作動媒体を加圧して蒸発器(3)に供給する供給ポンプ(7)とを備えたランキンサイクル装置において、凝縮器(5)をバイパスして膨張機(4)およびタンク(6)を接続するバイパス通路(15)と、バイパス通路(15)を開閉する開閉弁(26)と、タンク(6)内の液相作動媒体の温度が設定温度以下のときに開閉弁(26)を開放する制御手段(28)とを備えたことを特徴とするランキンサイクル装置。
Fターム (6件):
3G081BA01 ,  3G081BA20 ,  3G081BB00 ,  3G081BC07 ,  3G081BD03 ,  3G081DA07

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