特許
J-GLOBAL ID:200903052928305924

改良された着色物品と組成物及びそれらの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-513688
公開番号(公開出願番号):特表2000-507309
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】本発明は粒子の散乱を利用して材料の着色を達成する改良された方法と組成物を提供するものである。これらの着色効果は、温度、総体としての熱曝露、湿度の吸収又は化学線に対する曝露のいずれかの転換効果に対して高度に安定であるか、又はそれに依存するように設計することができる。これらの着色効果を持つ材料を使用している物品が説明される。組成物は非液体粒子散乱性着色剤が分散されている固体の光透過性マトリックス成分を含んで成る。もう1つの第二固体マトリックス成分がその中に電子遷移着色剤を分散して含み、そして第一及び第二組成物が交互に配置されており、かつ場合によっては相互に貫入している物品が製造される。着色物品は繊維、フィルム及び成形物品の形で製造される。
請求項(抜粋):
非液体粒子散乱性着色剤が分散されている第一の固体マトリックス成分を含んで成る第一の組成物と、電子遷移着色剤、染料又は顔料が分散されている第二の固体マトリックス成分を含んで成る第二の組成物を含んで成る複合物品にして、該第一組成物は該物品の少なくとも一つの側面上の該第二組成物の上にして、実質的にその外面に配されているか、又は該第一及び第二組成物が実質的に相互に貫入している該複合物品において、該第一組成物が該物品に当たる入射光の約90%以下を吸収するような少なくとも1つの入射可視光の波長と1つの入射光角度とが存在し;該第一組成物の吸収係数はスペクトルの可視領域中のある波長において該第二組成物の吸収係数の約50%以下であり;該粒子散乱性着色剤の最高吸収ピークはスペクトルの可視領域には入らず;(a)該粒子散乱性着色剤は可視領域中のある波長において該第一マトリックス成分の屈折率に一致する屈折率を有し、かつ約2000ミクロン以下の平均粒径を有するか、又は(b)該粒子散乱性着色剤の平均屈折率は該第一マトリックス成分のそれとは可視波長範囲において少なくとも約5%異なり、該粒子散乱性着色剤の最小寸法での平均粒径は約2ミクロン以下であり、かつ該粒子散乱性着色剤は、それが実質的に異なる屈折率を有する無色の等方性液体に分散されたとき、可視波長において、有効最小吸光度の少なくとも約2倍の有効最大吸光度を有すると言う特徴を有する、上記の複合物品。
IPC (13件):
D06P 1/44 ,  B32B 27/20 ,  C08J 3/20 ,  C08J 5/18 ,  C08K 3/00 ,  C08L101/00 ,  C09C 1/00 ,  C09D 5/36 ,  C09D 7/12 ,  C09D 17/00 ,  D01D 5/24 ,  D01F 1/04 ,  D01F 8/04
FI (13件):
D06P 1/44 A ,  B32B 27/20 A ,  C08J 3/20 Z ,  C08J 5/18 ,  C08K 3/00 ,  C08L101/00 ,  C09C 1/00 ,  C09D 5/36 ,  C09D 7/12 Z ,  C09D 17/00 ,  D01D 5/24 C ,  D01F 1/04 ,  D01F 8/04 Z
引用特許:
審査官引用 (18件)
  • 特開昭49-007350
  • 特許第536740号
  • 特許第1127767号
全件表示

前のページに戻る