特許
J-GLOBAL ID:200903052930903480

リチウムイオン二次電池用負極材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 穣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-157416
公開番号(公開出願番号):特開平9-320590
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【解決手段】 ?@ 2400°C以上の熱処理で得られるピッチ系黒鉛質繊維ミルド(A)と550〜1300°Cの熱処理で得られるピッチ系炭素質繊維ミルド(B)の両方を含み、(A)と(B)ともa)平均粒径=10〜30μm、b)X線光電子分光法(ESCA)による表面酸素濃度(O/C原子数比)=0.05以下、d)電子スピン共鳴によるスピン濃度(spins /mg)=1×1017以下、e)カールフィッシャー法による吸着水分率=1.5wt%以下のリチウムイオン二次電池用負極材。?A (A)/(B)=95/5〜40/60であること。?B ピッチ系不融化繊維を250〜1300°Cで炭化後、ミルド化し、塩化水素ガス含有不活性雰囲気下、400〜1300°Cで熱処理する炭素質繊維ミルド(B)の製法。【効果】 それぞれ単独で用いるよりも安定化時の容量が大きく、初期の充放電効率が高く、充放電サイクル特性に優れている。
請求項(抜粋):
2400°C以上の熱処理温度で得られるピッチ系黒鉛質繊維ミルド(A)と550°C以上1300°C以下の熱処理温度で得られるピッチ系炭素質繊維ミルド(B)の両方を含み、かつ(A)及び(B)の両方ともa)平均粒径が10μm以上30μm以下であり、b)X線光電子分光法(ESCA)による表面分析で得られる表面酸素濃度(O/C原子数比)が0.05以下であり、d)電子スピン共鳴を用いて定量化されるスピン濃度(spins /mg)が1×1017以下であり、e)カールフィッシャー法で測定される吸着水分率が1.5wt%以下であることを特徴とする、リチウムイオン二次電池用負極材。
IPC (3件):
H01M 4/58 ,  D01F 9/145 ,  D01F 11/10
FI (3件):
H01M 4/58 ,  D01F 9/145 ,  D01F 11/10

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