特許
J-GLOBAL ID:200903052931015147

便潜血判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-241428
公開番号(公開出願番号):特開平9-089887
出願日: 1995年09月20日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 比較的簡単な構成からなり、便潜血判定操作の全工程に渡り操作が簡略化され得る免疫法を利用した便潜血判定装置を提供する。【解決手段】 蓋体5と採便棒6とからなる採便器具2と、緩衝液容器3と、蓋体5内に設けられた判定部4とからなる便潜血判定装置1であって、蓋体5を貫通する貫通孔12内に設けられた封止材開放部材13により封止材11が突き破られた後、便試料が溶解された緩衝液が判定部4内に流入され、分離フィルタ17で固形分が除去され、展開層18において免疫クロマトグラフィー法に従って便潜血の有無が判定される。
請求項(抜粋):
緩衝液が収納された緩衝液容器と、前記緩衝液容器を閉成するように緩衝液容器に取り付けられる蓋体及び前記蓋体に連結された採便棒を有する採便器具と、蓋体内に設けられた判定部とからなる便潜血判定装置であって、緩衝液の判定部内への流入を防止するために判定部内を閉成するように蓋体下部に封止材が設けられ、前記蓋体内に該蓋体を貫通し、かつ前記封止材に対向する貫通孔が設けられ、前記貫通孔内に、前記封止材を外部からの操作により開放し得るように封止材開放部材が設けられ、前記判定部と封止材の間に便試料が溶解された緩衝液中の固形分を除去するための分離フイルタが設けられ、前記判定部内には、前記分離フィルタで固形分が除去された便試料溶解液が供給されるように配置されており、かつ抗ヘモグロビン抗体感作抗体が設置されておりかつ抗ヘモグロビン抗体が固定化された展開層が設けられ、前記蓋体には、前記蓋体の外表面から便潜血の有無及び判定の終了を観察するために、前記展開層を部分的に観察し得るように、判定窓及び終了窓が形成されていることを特徴とする便潜血判定装置。
IPC (3件):
G01N 33/50 ,  G01N 1/04 ,  G01N 33/48
FI (4件):
G01N 33/50 N ,  G01N 1/04 G ,  G01N 1/04 J ,  G01N 33/48 G

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