特許
J-GLOBAL ID:200903052933642505

プロセッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-061164
公開番号(公開出願番号):特開2000-259411
出願日: 1999年03月09日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】実行時間の長い命令と短い命令があっても、少ないリネームレジスタの数で効率良くアウトオブオーダー実行や投機的な実行を行なう。【解決手段】命令ディスパッチ部11においてレジスタリネームテーブル12を備え、更にスコアボード17を備える。命令の種類によりリネームレジスタに書き込む命令かスコアボードに登録する命令かをレジスタリネームテーブル12に記録し、命令の実行が確定する前に書き込みを行なうレジスタ番号を登録する。命令の実行が確定したらスコアボード17によりこれを記録する。後続の命令はレジスタリネームテーブル12及びスコアボード17を検査して先行する命令の書き込みレジスタ番号を知る。【効果】スコアボードを用いる命令は実行時間が長くても、リネームレジスタを用いないので、 少ない数のリネームレジスタでも効率を高められる。
請求項(抜粋):
命令の結果を書込む1個以上の番号付けされたレジスタと、第1の種類の命令の実行に際し、命令で指定された書込みを行う前記レジスタの番号を一時的なリネームレジスタ番号に付け替えるレジスタリネーム手段と、第2の種類の命令の実行に際し、前記番号付けされたレジスタに書込む命令の実行が確定したことを前記レジスタの番号毎に記録するスコアボードと、前記第1と第2の両方の種類の命令の実行に際し、命令で指定された読み出しを行う前記レジスタの番号が、前記レジスタリネーム手段により前記一時的なリネームレジスタ番号に付け替わっていないかどうか判定するリネームヒット判定手段と、命令により前記レジスタの読み出しまたは書き込みを行う場合に、前記スコアボードの内容を検査して、前記レジスタに書き込む命令が他にあるかないかを示す書き込み命令判定手段と、前記書き込み命令判定手段の結果が他に書き込む命令ありの場合に前記読み出しまたは書き込みを行う命令の実行を抑止する命令実行抑止手段を備えたプロセッサ。
IPC (2件):
G06F 9/38 310 ,  G06F 9/38 350
FI (2件):
G06F 9/38 310 F ,  G06F 9/38 350 A
Fターム (2件):
5B013AA12 ,  5B013CC05

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