特許
J-GLOBAL ID:200903052942983579

アーク溶接接合部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-206391
公開番号(公開出願番号):特開平5-200557
出願日: 1992年08月03日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 比較的高い強さでキャリア、金属構成要素およびスタッド状溶接部品の間に溶接部により生じられる接合部を設計することを目的とする。【構成】 一方の電極としてのアルミニウムシートのようなキャリアと、スタッド状溶接部品を導入する連続凹部を有する他方の電極としての金属構成要素との間のアーク溶接接合部。このアーク溶接接合部において、溶接部品は軸部と、段部を介して軸部の直径に対して拡大されたヘッドとよりなり、ヘッドはキャリアに位置する構成要素の凹部に進入し、ヘッドをキャリアに形成された溶融液プールに押入れて凹部の壁部に隣接した溶融液プールがヘッドの外側リムおよび段部を取り囲むようにすることができる。溶融液プールは構成要素を、キャリアに面した凹部の壁部の縁部の領域において、隣接キャリアに直接連結する。溶接部品の外側リムは構成要素の越えてわずかに突出するのがよい。
請求項(抜粋):
一方の電極としてのキャリア(1)と、連続凹部を有する金属構成要素(2)との間に、アーク溶接によりキャリア(1)および構成要素(2)に剛性に連結される他方の電極としてスタッド状溶接部品(4)を連続凹部に導入して形成されるアーク溶接接合部において、溶接部品(4)は軸部(7)とヘッド(11)とよりなっており、ヘッド(11)は、段部(8)を介して軸部の直径に対して拡大され、キャリア(1)上に静止している構成要素(2)の凹部(3)に進入しており、キャリア(1)上の溶融液プール(14)の形成により、凹部(3)の壁部に隣接した溶融液プール(14)がヘッド(11)の外側リムおよび段部(8)を取り囲みように、ヘッド(11)を溶融液プール(14)に押し込むことができ、溶融液プール(14)は、少なくともキャリア(1)に面した凹部(3)の壁部の縁部(15)の領域において構成要素(2)を隣接したキャリア(1)に直接連結することを特徴とするアーク溶接接合部。

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