特許
J-GLOBAL ID:200903052943654919

セラミックス粉体の固化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 陽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-046127
公開番号(公開出願番号):特開2009-203101
出願日: 2008年02月27日
公開日(公表日): 2009年09月10日
要約:
【課題】メカノケミカル処理により活性化したセラミックス粉体をアルカリ処理して固化させるセラミックス固化方法において、摩砕工程に要する時間が短く、エネルギーの消耗量も少なく、機械的強度に優れたセラミックス固化体を得ることができる固化方法を提供する。【解決手段】摩砕工程として、少なくとも表面がケイ酸及び/又はケイ酸塩からなるセラミックス1を摩砕することによって表面がメカノケミカル的に非晶質化された活性化セラミックス粉体2とする。摩砕によって該摩砕部材の表面からアルミニウム、鉄及びケイ酸の少なくとも1種の元素を含む化合物を前記セラミックス粉体中に混入させる。そして、アルカリ処理工程として、活性化セラミックス粉体をアルカリ金属水酸化物及び/又はアルカリ土類金属水酸化物を含むアルカリ水溶液で処理することにより、活性化セラミックス粉体の表面を溶解及び再析出させてセラミックス固化体4を得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも表面がケイ酸及び/又はケイ酸塩からなるセラミックス粉体を摩砕手段によって摩砕し、表面がメカノケミカル的に非晶質化された活性化セラミックス粉体とする摩砕工程と、 該活性化セラミックス粉体をアルカリ金属水酸化物及び/又はアルカリ土類金属水酸化物を含むアルカリ水溶液で処理することにより、該活性化セラミックス粉体の表面を溶解及び再析出させてセラミックス固化体を得るアルカリ処理工程とを備えたセラミックス粉体の固化方法において、 前記摩砕手段において該セラミックス粉体と接触する摩砕部材の材質にアルミニウム及び/又は鉄元素が含まれており、摩砕によって該摩砕部材の表面からアルミニウム及び/又は鉄元素を含む化合物を前記セラミックス粉体中に混入させることを特徴とするセラミックス粉体の固化方法。
IPC (4件):
C04B 28/00 ,  C04B 7/12 ,  C04B 22/06 ,  C04B 22/04
FI (4件):
C04B28/00 ,  C04B7/12 ,  C04B22/06 Z ,  C04B22/04
Fターム (8件):
4G112MA00 ,  4G112PA04 ,  4G112PA06 ,  4G112PB02 ,  4G112PB03 ,  4G112PC04 ,  4G112PC11 ,  4G112PD01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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