特許
J-GLOBAL ID:200903052948342079

FIR型ディジタルフィルタのフィルタ係数演算装置、FIR型ディジタルフィルタ、ディジタルビーム形成装置及び適応ディジタルビーム形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043431
公開番号(公開出願番号):特開平10-242737
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 指向特性のサイドローブ特性を制御することができる適応ディジタルビーム形成装置のためのFIR型ディジタルフィルタのフィルタ係数演算装置を提供する。【解決手段】 インパルス応答長M(<素子数N)を有する正規化時間周波数の1次元狭帯域低域通過デジタルフィルタのインパルス応答に基づいてこれに対応する1次元の周波数応答を演算し、当該周波数応答に対して所望波の入射角に基づいた1次元から2次元への周波数変換を行って正規化時間周波数と正規化空間周波数との2次元の周波数応答を演算し、2次元の周波数応答に対して逆フーリエ変換して、2次元の周波数応答のインパルス応答を演算し、素子数Nとタップ数Kに基づいて、インパルス応答のサイドローブを0に打ち切ることにより、演算されたインパルス応答に基づいて所望通過領域で所定の振幅応答値を有する複数のFIR型ディジタルフィルタのフィルタ係数を演算する。
請求項(抜粋):
複数N個のセンサ素子が1直線上に所定の素子間隔で並置されたリニアアレーセンサを用いて、上記複数のセンサ素子に対応してそれぞれ設けられ、かつ複数K個のタップ数を有し、所望の入射角の方向でビームを形成するディジタルビーム形成装置のための複数のFIR型ディジタルフィルタのフィルタ係数演算装置であって、上記Nよりも小さいインパルス応答長Mを有する正規化時間周波数の1次元狭帯域低域通過デジタルフィルタのインパルス応答に基づいて、上記インパルス応答に対応する1次元の周波数応答を演算し、上記1次元の周波数応答に対して、所望波の入射角に基づいた所定の1次元から2次元への周波数変換を行うことにより、正規化時間周波数と正規化空間周波数との2次元の周波数応答を演算し、上記2次元の周波数応答に対して逆フーリエ変換することにより、上記2次元の周波数応答のインパルス応答を演算し、上記センサ素子の素子数Nと上記タップ数Kに基づいて、上記インパルス応答のサイドローブを0に打ち切ることにより、演算されたインパルス応答に基づいて上記所望通過領域で所定の振幅応答値を有する上記複数のFIR型ディジタルフィルタのフィルタ係数を演算する係数演算手段を備え、上記周波数変換は、ディジタルビーム形成装置の指向特性が周波数に依存しないように実行されたことを特徴とするディジタルビーム形成装置のためのFIR型ディジタルフィルタのフィルタ係数演算装置。
IPC (4件):
H01Q 3/26 ,  H03H 17/02 613 ,  H03H 17/02 633 ,  H03H 21/00
FI (4件):
H01Q 3/26 C ,  H03H 17/02 613 B ,  H03H 17/02 633 Z ,  H03H 21/00

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