特許
J-GLOBAL ID:200903052964134320

振動吸収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-143210
公開番号(公開出願番号):特開平7-019280
出願日: 1993年06月15日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】 200Hz未満の大振幅の振動と200Hz以上の小振幅の振動の両方を低減できる振動吸収装置を提供する。【構成】 CPU204は,クランク角センサ201の信号によって得られるエンジンの振動周波数に基づいて,アクチュエータである電磁石107の駆動電流および圧電素子108の駆動電圧値を決定する。例えば,エンジン回転2次成分,4次成分および6次成分の振動まで制御する場合,アクチュエータの駆動周波数が,200Hz未満の成分が電磁石107を駆動し,200Hz以上の成分は圧電素子108を駆動するように指令する。これによって,200Hz未満の大振幅の振動と200Hz以上の小振幅の振動の両方を車体に伝達しないようにする。
請求項(抜粋):
車体とエンジンとの間に取り付けられ,流体を格納した流体室内にエンジン振動によって生じる脈動と逆位相の脈動を発生させて振動を吸収する振動吸収装置において,流体室の一部に弾性体で支持された磁性部材により形成された可動板と,前記可動板と所定の距離で対峙させて配置され,可動板に変位を与えるアクチュエータとしての電磁石と,前記電磁石に当接して配置され,電磁石を加振することにより可動板に変位を与えるアクチュエータとしての圧電素子と,前記エンジンの振動周波数を検出する振動周波数検出手段と,前記振動周波数検出手段の検出結果を入力し,前記振動周波数の所定周波数以上の成分に基づいて,圧電素子の駆動電圧を制御し,前記振動周波数が所定周波数未満の成分に基づいて,電磁石の駆動電流を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする振動吸収装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12

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