特許
J-GLOBAL ID:200903052965392829

水性自己架橋共重合体分散物の2段階製造方法およびその塗料への使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外11名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-517141
公開番号(公開出願番号):特表平10-509206
出願日: 1995年11月23日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】本発明は、アセトアセチル基およびカルボキシル基を有し、架橋剤として働くポリアミンにより中和されているアクリル酸エステル共重合体からなる水性自己架橋共重合体分散物の2段階製造方法に関する。本発明はまた、室温または高温で架橋する結合剤として、ペイントにおける上記共重合体の使用に関する。
請求項(抜粋):
単量体組成が (Aa)3乃至35重量%、好ましくは8乃至15重量%、のアセトアセチル基を含む(メタ)アクリル酸エステル単量体、 (Ab)1乃至20重量%、好ましくは3乃至16重量%、のα,β-エチレン系不飽和カルボン酸、好ましくは(メタ)アクリル酸、 (Ac)11乃至96重量%、好ましくは30乃至70重量%、の(メタ)アクリル酸アルキルエステルおよび、所望であれば、マレイン酸またはフマル酸のジエステル、及び (Ad)0乃至40重量%、好ましくは0乃至25重量%、のビニル芳香族化合物、ビニルエステル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル、(メタ)アクリルアミドのような他の遊離基重合性単量体、 であり、成分(Aa)乃至(Ad)のパーセントの合計は必須に100であり、分散物が架橋剤として働くポリアミンにより中和されている水性自己架橋共重合体分散物の製造方法において、 A)2段階遊離基乳化重合を実施し、ただし第1段階においては、単量体(Aa)乃至(Ad)の混合物60乃至90重量%を、第2段階においては、単量体(Aa)乃至(Ad)の混合物10乃至40重量%を共重合し、上記パーセントの合計は必須に100であり、アクリル酸エステル共重合体(A)がアセトアセチル基を0.2乃至1.7mol/kg、好ましくは0.4乃至0.8mol/kg、の量で、カルボキシル基を0.15乃至1.6mol/kg、好ましくは0.4乃至0.75mol/kg、の量で含み、そしてカルボキシル基をアセトアセチル基に対し50乃至95mol%、好ましくは80乃至90mol%、の量で存在する条件を保持し、 そしてついで B)共重合体分散物(A)のカルボキシル基を分子中に少なくとも2個の第1級アミノ基を含むポリアミンと、全第1級アミノ基に対し50乃至100mol%、好ましくは90乃至100mol%、の割合で、塩を形成しながら、反応する、 工程を含むことを特徴とする水性自己架橋共重合体分散物の製造方法。
IPC (9件):
C08F 2/22 ,  C08F 8/32 ,  C08F220/18 ,  C08F265/00 ,  C08L 33/06 ,  C09D133/06 ,  C09D175/04 ,  C08F220:28 ,  C08F220:04
FI (7件):
C08F 2/22 ,  C08F 8/32 ,  C08F220/18 ,  C08F265/00 ,  C08L 33/06 ,  C09D133/06 ,  C09D175/04

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