特許
J-GLOBAL ID:200903052970037930

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-157470
公開番号(公開出願番号):特開平8-019540
出願日: 1994年07月08日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 検体の全体的な運動状態を検出し、この全体運動を除いた生体組織の相対運動を表示し、被検体を正確に診断可能な超音波診断装置を提供する。【構成】 フレーム毎に心筋組織12dの輪郭を抽出し、輪郭で規定される血液フローエリア16の重心Gを求める。更に、各フレーム間における重心速度ベクトルvg を検出する。心筋組織12dの探触子10に対する運動速度vd から重心速度成分を減算し速度成分を求める。一方、重心Gと心筋組織12dの各点とを結ぶ直線と、超音波ビーム軸jとの成す角度γに基づいて、速度成分に対する補正係数cosγを求め、速度成分と補正係数cosγとに基づいて重心Gに対する心筋組織12dの相対運動速度を求める。
請求項(抜粋):
超音波ビームを被検体に送受波し、受信波に基づいて超音波画像を表示する超音波診断装置において、前記受信波から超音波ビーム軸方向における被検体組織の各点の運動速度を求める速度演算手段と、1フレーム毎に被検体組織の輪郭を検出する検出手段と、前記輪郭によって規定される領域内の基準点を求め、各フレーム間における基準点の移動速度を求める基準点演算処理手段と、前記基準点の移動速度と、前記被検体組織の各点の運動速度とに基づいて、前記基準点に対する前記被検体組織の各点の相対運動速度を求める速度補正手段と、前記基準点に対する前記被検体組織の各点の相対運動速度を表示する表示手段と、を有することを特徴とする超音波診断装置。

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