特許
J-GLOBAL ID:200903052976160725
伸びフランジ性に優れた高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉原 省三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-356853
公開番号(公開出願番号):特開平5-179356
出願日: 1991年12月26日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 良好な加工性、特に高伸びフランジ性を有する高張力合金化溶融亜鉛めっき熱延鋼板を低コストで、且つ安定して製造することができる方法を提供せんとするものである。【構成】 熱延条件を限定しCGL前組織を微細なベイナイト主体のベイナイト+フェライトの複合組織或いは微細なベイナイト単相組織に作り込むことによって、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造に当って不可避的に加えられるCGL熱履歴を経た後にも良好な加工性、特に優れた伸びフランジ性を有する高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板が製造される。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.04〜0.10%、Si:0.005〜0.15%、Mn:1.0〜2.0%、S:0.0002〜0.0010%、Sol.Al:0.005〜0.050%、N:0.0010〜0.0030%を含有し、残部Fe及び他の不可避的不純物からなる鋼に対し、(Ar3+50°C)〜(Ar3+150°C)を仕上げ温度とし、仕上げ圧延終了後更に0.1〜2sの間に冷却を開始し、50〜200°C/sの冷却速度で450°C以下の温度まで冷却し、350〜450°Cの温度で巻取り、鋼板の組織を50%以上のベイナイトを含むベイナイト+フェライト複合組織、あるいはベイナイト単相組織とし、酸洗後、(Acl+20°C)〜(Acl+70°C)の(α+γ)2相共存域温度に5s〜1min加熱均熱し、めっき温度まで冷却し溶融亜鉛めっきを施し、その後470〜550°Cで合金化処理し、冷却し、更に伸長率0.5〜3.0%の範囲でスキンパスを行うことを特徴とする伸びフランジ性に優れた高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
IPC (7件):
C21D 9/46
, C21D 8/02
, C23C 2/02
, C23C 2/06
, C23C 2/28
, C22C 38/00 301
, C22C 38/06
前のページに戻る