特許
J-GLOBAL ID:200903052977292897

合成基準画像を用いる適応形オクルージョンを用いた映像内へのリアルタイム挿入システムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-503299
公開番号(公開出願番号):特表平11-507797
出願日: 1996年06月12日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】広告などの挿入画像(308)を生放送画像(300)の中にその生画像の行為を覆い隠すことなく継ぎ目なく現実的に混ぜるリアルタイムオクルージョン処理システムおよび方法である。少なくとも多少の置き換えられる領域を含む合成基準画像の平均的な色・強度を現在の生放送画像の平均的な色・強度と比較して、二つの画像間の差を決定する(835)。現在画像と合成基準画像とを処理して得られた差分画像によって、現在画像内にあって生の行為によって覆い隠される予定挿入領域のエリアが決まる。その後、プロセッサ(840,845)で差分画像に基づいてオクルージョンマスク(855,860)を生成し、予定挿入領域内でオクルードされていない画素のみを生放送の中に挿入する。
請求項(抜粋):
挿入画像をイベントの生放送の中の現在画像と結合するオクルージョン処理方法において、 (a) シーンの基準画像を取得するステップと、前記シーンは少なくとも一つの予定された挿入領域を含んでいる、 (b) 前記基準画像を処理して合成基準画像を取得するステップと、 (c) 前記合成基準画像を前記現在画像と同じ大きさと遠近感に変換するひずみパラメタを用いて前記合成基準画像を前記現在画像に合うようひずませるステップと、 (d) 前記現在画像のカメラ・照明状態を反映するように前記ひずませた合成基準画像を更新するステップと、 (e) 前記更新されたひずみ合成基準画像を前記現在画像から減算することによって差分画像を生成するステップと、 (f) 前記現在画像の画素、前記挿入画像の画素、またはそれぞれの混合物を放送するかどうかを決定するため前記差分画像からオクルージョンマスクを生成するステップと、 (g) 前記オクルージョンマスクにより前記挿入画像と前記現在画像とを混合して、前記イベントの行為を覆い隠すことなく前記挿入画像を前記現在画像の一部に継ぎ目なく混ぜ合わせる放送画像を取得するステップと、 を有する前記方法。
IPC (2件):
H04N 5/265 ,  H04N 9/74
FI (2件):
H04N 5/265 ,  H04N 9/74

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