特許
J-GLOBAL ID:200903052986570581

アルカリ電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-308896
公開番号(公開出願番号):特開平9-147833
出願日: 1995年11月28日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 電池の短絡によるガスの急激な大量発生の防止。【解決手段】 アルカリ電池は、有底筒状の正極缶4の内部に、正極缶4の内周面に沿って中空筒状の正極作用物質6が装填され、さらに正極作用物質の内側面にセパレータ8が装着され、セパレータの内側に負極作用物質10が充填されている。セパレータの下端開口部8aは絶縁材30によって閉塞され、負極作用物質と正極缶の内底面4aとが互いに絶縁されている。この絶縁材は熱収縮材からなり、電池が外部短絡されると、短絡により生じた熱で正極缶の径方向に沿って収縮し、セパレータの下端開口部を開放する。これにより、正極作用物質と負極作用物質とが正極缶を介して短絡され、外部端子が短絡から開放されても電池内部で短絡状態が継続され、ガスの急激な大量発生を防止できる。
請求項(抜粋):
有底筒状の正極缶(4)の内部に該正極缶(4)の内周面に沿って中空筒状の正極作用物質(6)を装填し、該正極作用物質(6)の内側面にセパレータ(8)を装着するとともに該セパレータ(8)の下端開口部(8a)を絶縁材(30)で閉塞し、該セパレータ(8)の内側に負極作用物質(10)を充填するようにしたアルカリ電池において、該絶縁材(30)を熱収縮材で形成し、該絶縁材(30)が電池内部で発生した熱により該正極缶(4)の径方向に収縮して該セパレータ(8)の該下端開口部(8a)を開放し得るようにしてなることを特徴とするアルカリ電池。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-089458
  • 特開平2-216760

前のページに戻る