特許
J-GLOBAL ID:200903052986898870

ハニカム構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-074378
公開番号(公開出願番号):特開平6-277524
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 ハニカム構造体において、小型化可能な外壁が曲り形状でこの曲り方向に貫通する曲り貫通路を有するハニカム構造体を提供する。併せて、エンジンルーム等の小スペース空間に搭載可能な触媒担持用ハニカム構造体を提供する。【構成】 押出成形により形成されるハニカム成形体30は、長軸方向に延びる内壁40と径方向に延びる内壁42により仕切られる多数の貫通孔35を有する。多数の貫通孔35は、曲り方向の一方の端面37と他方の端面39とを連通するとともに、この貫通孔35により形成される通路が曲り中心軸線に沿って曲って形成される。エンジン排ガス浄化用触媒担持体にハニカム成形体を用いる場合、前記貫通孔35を形成する内壁40、42に触媒を担持する。車両用エンジンの搭載スペースに取付可能な曲りハニカム成形体は、触媒担持体としてエンジンルーム内の例えばエンジン本体角部に取付ける。
請求項(抜粋):
隔壁を隔てて軸方向に多数の貫通孔を隣接してなるハニカム構造体において、その構造体が貫通孔に垂直な一方向に一箇所または二箇所以上の複数箇所で曲げられており、その構造体の貫通孔に垂直な面におけるその構造体の最外周壁を形成する外壁形状の重心をつないだ線をその構造体の中心線としたとき、その構造体の曲りの中心軸の方向に対しその構造体の中心線を通りかつその構造体の曲りの中心軸と絶えず並行をなす面の外側にある貫通孔のうち最も長い貫通孔の長さをL1とし、その構造体の曲りの中心軸の方向に対しその構造体の中心線を通りかつその構造体の曲りの中心軸と絶えず並行をなす面の内側にある貫通孔のうち最も短い貫通孔の長さをL2としたとき、その長さの比L1/L2が0.8以上であり、かつ、その構造体の中心線の曲率半径Rが100mm以上であることを特徴とするハニカム構造体。
IPC (4件):
B01J 35/04 301 ,  B01J 35/04 ZAB ,  F01N 3/28 ZAB ,  F01N 3/28 301
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-026857

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