特許
J-GLOBAL ID:200903052991895880

粘性系制震壁の取付構造及びその取付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-247367
公開番号(公開出願番号):特開2000-073607
出願日: 1998年09月01日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 粘性系制震壁を本体構造に取り付ける際の接合構造を改良して、簡潔で十分な耐力を有しながら、安価に製造できる粘性系制震壁の取付構造及びその取付方法を提供する。【解決手段】 本発明による粘性系制震壁の取付構造は、粘性系制震壁の取付構造においてベースプレートの中央部に下階梁と接合する高力ボルト孔を設け、その両側にベースプレートより短小な位置まで垂下するガセットプレートを装備し、各フランジプレートにも前記ガセットプレートと同様のガセットプレートを装備して成り、下階梁のフランジには上記高力ボルト孔と接合する高力ボルト孔と上記各ガセットプレートと接合するガセットプレートを植設して、粘性系制震壁と下階梁とを接合させ、上階梁とは上階梁に取り付けたガセットプレートと粘性系制震壁の中板を直接接合している。
請求項(抜粋):
ベースプレートの上に鋼製側板を立てその両脇にフランジプレートを配置して上端を開放した箱体とし、該箱体の中に中板を挿入して間隙部分に粘性体もしくは粘弾性体を挟み込んで構成した粘性系制震壁の取付構造であって、上記粘性系制震壁のベースプレートは中央部に下階大梁のフランジと接合するための高力ボルト孔を設け、該高力ボルト孔の両側にはベースプレートより短小な位置まで上記中板と同方向に垂下するガセットプレートを装備して成り、上記各フランジプレートはベースプレートより短小な位置まで上記中板と直角方向に垂下するガセットプレートを装備して成り、下階大梁のフランジにはベースプレート中央部の高力ボルト孔に対峙する高力ボルト孔を設け、該高力ボルト孔の両側にはベースプレートから垂下する上記ガセットプレートと対峙するガセットプレートと上記フランジプレートから垂下するガセットプレートと対峙するガセットプレートとを植設して成り、上記粘性系制震壁は下階大梁とは対峙している上記高力ボルト孔間と各ガセットプレート間を適宜接合させ、上階大梁とは上階大梁のフランジに取り付けたガセットプレートと上記中板とを直接接合させることを特徴とする粘性系制震壁の取付構造。
IPC (2件):
E04H 9/02 321 ,  E04B 1/98
FI (2件):
E04H 9/02 321 E ,  E04B 1/98

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