特許
J-GLOBAL ID:200903052996658720

高炉炉口部のガス流速分布検出・判定方法及び高炉操業法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-333170
公開番号(公開出願番号):特開平8-170114
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 炉口の半径方向に関して中心域,中間域及び周辺域で炉頂ガスの流速分布を求め、高PC比操業でも炉況を安定化させる。【構成】 炉口の半径方向に関して複数の箇所でガス流速をドップラー流速センサーで求め、大径粒子に起因するドップラー信号を除外するように実測値を補正演算する。補正後のデータに基づき、中心域,中間域及び周辺域でガス流速分布を求め、各領域のガス流速が設定値を超えたとき異常信号を出力する。また、各領域のガス流速が斜線領域に入るように、操業アクションを調整する。【効果】 炉内の通気性が確保され、高PC比での操業が可能になる。
請求項(抜粋):
移動式ゾンデに内蔵したドップラー流速センサーで炉口部の半径方向に関し複数の箇所で炉頂ガスの流速を測定し、測定した各箇所の流速データを取り込むステップと、取り込んだ各箇所の計測データごとにガス流に追従できない大径粒子の信号に起因する低周波数帯域の出力信号を除去することによって、ドップラー流速センサーの実測値を補正演算するステップと、補正後の計測データに基づき、炉口半径方向に区分された中心域,中間域及び周辺域の各領域における相対ガス流速分布を求めるステップと、中心域,中間域及び周辺域の各領域で、得られた相対ガス流速分布が許容範囲を超えたか否かを判定するステップとを備え、相対ガス流速分布が許容範囲を超えたとき、異常信号を出力することを特徴とする高炉炉口部のガス流速分布検出・判定方法。
IPC (3件):
C21B 5/00 310 ,  C21B 7/24 303 ,  G01P 5/00

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