特許
J-GLOBAL ID:200903052998319787

相乗作用顔料混合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-287690
公開番号(公開出願番号):特開平7-196939
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 顔料混合物の新規製造法を提供する。【構成】 溶剤可溶性基を導入した複数の粉体状の顔料化合物を溶剤に溶解し、その溶液を混合し、その混合液を熱処理、光分解処理又は化学処理する事によって顔料を析出する。【効果】 従来の方法によって製造された同じ顔料混合物に比較して、本方法によって製造された顔料混合物は着色力ならびに堅牢性などの性能が優れている。
請求項(抜粋):
キナクリドン、アントラキノン、ペリレン、インジゴ、キノフタロン、イソインドリノン、イソインドリン、ジオキサジン、フタロシアニン、ジケトピロロピロールまたはアゾ系列の少なくとも2種の異なる顔料の相乗作用混合物の製造方法において、式(I)A(B)X (I){式中、xは1乃至4の整数、Aはキナクリドン、アントラキノン、ペリレン、インジゴ、キノフタロン、イソインドリノン、イソインドリン、ジオキサジン、フタロシアニン、ジケトピロロピロールまたはアゾ系列の発色団の残基であり、これら残基は好ましくは少なくとも1つの直接隣接するまたは共役のカルボニル基でBに結合したx個のN原子を含有し、Bは下記式の基であり、そしてxが2、3または4の場合には、さらに1、2または3個の水素原子でもありうる、【化1】[式II III IV において、m、n、pは互いに独立的に0または1の数である、XはC1-C14アルキレンまたはC2-C8 アルケニレン、Yは -V-(CH2)q-の基、Zは -V-(CH2)r-の基、VはC3-C6 シクロアルキレン、qは1乃至6の整数、rは0乃至6の整数であり、R1とR2は互いに独立的に水素、C1-C6 アルキル、C1-C4 アルコキシ、ハロゲン、CN、NO2 、未置換のフェニル又はフェノキシ、またはC1-C4 アルキル、C1-C4 アルコキシまたはハロゲンによって置換されたフェニルまたはフェノキシ、Qは水素、CN、Si(R1)3、基C(R5)(R6)(R7)(ここで、R5、R6、R7は互いに独立的に水素またはハロゲンであり、そしてR5、R6、R7のうちの少なくとも1つはハロゲンである)、式【化2】(式中、R1とR2は上記した意味を有する)の基、基SO2 R8またはSR8(ここで、R8はC1-C4 アルキルである)、基CH(R9)2 (ここでR9は未置換フェニルまたはC1-C4 アルキル、C1-C4 アルコキシまたはハロゲンによって置換されたフェニルである)、または式【化3】の基であり、R3とR4は互いに独立的に水素、C1-C18アルキルまたは式【化4】(式中、X、Y、R1、R2、m、nは上記の意味を有する)の基であるか、またはR3とR4はそれらが結合している窒素原子と一緒でピロリジニル基、ピペリジニル基またはモルホリニル基を形成する]}の少なくとも2種の化合物を粉末形状で通常の方法で混合し、そしてその混合物を有機溶剤に溶解するかまたは最初個々の成分を有機溶剤に溶解し、そしてそれら溶液を混合し、次いで該溶解した混合物から熱処理、光分解処理または化学処理によって式A(H)X(式中、Aとxは上記の意味を有する)の対応する顔料からなる顔料混合物を沈殿することを特徴とする方法。
IPC (2件):
C09B 67/22 ,  C09B 67/20
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭63-048279
  • 特開昭60-035055
  • 特公昭54-043009

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