特許
J-GLOBAL ID:200903053001299826

塗工紙製造工程の排水処理汚泥からの填料の製造方法およびこれを充填した紙

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河澄 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-343317
公開番号(公開出願番号):特開2004-176208
出願日: 2002年11月27日
公開日(公表日): 2004年06月24日
要約:
【課題】廃棄物として処分されていた塗工紙排水汚泥焼却灰を原料として、高白色度でワイヤー摩耗度が低く、かつこれらの品質が安定している填料の新規な製造技術の提供にあり、更には、該填料を充填した、嵩高性、紙力、不透明度、白色度が高い紙の提供にある。【解決手段】排水に特定の複数の凝集剤を順次添加し、生成する凝集生成物を固形物の滞留時間が6分間以上で、かつ周速20〜50m/分の撹拌羽根を備えた造粒槽で造粒または造粒濃縮する。この汚泥を成形機で特定形状に成形した後、一つのロータリーキルン内で乾燥、炭化、焼成の順序で連続して処理して焼却灰を得る。該焼却灰を粉砕、中和し、特定の平均粒子径とする。
請求項(抜粋):
塗工紙製造工程の排水処理汚泥からの填料の製造方法であって、 (1)該排水に無機凝集剤、アニオン性高分子凝集剤およびカチオン構成単位とアニオン構成単位とのモル比が1以上の両性高分子凝集剤を順次添加し、生成する凝集生成物を固形物の滞留時間が6分間以上で、かつ周速20〜50m/分の撹拌羽根を備えた造粒槽で造粒または造粒濃縮する排水処理工程 (2)前記の排水処理工程から排出される汚泥を成形機で成形する工程 (3)前記の成形汚泥を一つのロータリーキルン内で乾燥、炭化、焼成の順序で連続して処理して焼却灰を得る工程 (4)前記の焼却灰を粉砕し、同時に炭酸ガスで中和する工程 から成る一連の工程を経て処理されることを特徴とする製紙用填料の製造方法。
IPC (5件):
D21H17/67 ,  B01D21/01 ,  C02F1/56 ,  C02F11/00 ,  D21H17/01
FI (5件):
D21H17/67 ,  B01D21/01 110 ,  C02F1/56 A ,  C02F11/00 101Z ,  D21H17/01
Fターム (27件):
4D015BA12 ,  4D015BA19 ,  4D015BB09 ,  4D015BB14 ,  4D015CA05 ,  4D015DA03 ,  4D015DA04 ,  4D015DA05 ,  4D015DB02 ,  4D015DC06 ,  4D015EA31 ,  4D059AA30 ,  4D059BE26 ,  4D059BE53 ,  4D059BK10 ,  4D059CA27 ,  4D059CC10 ,  4D059DA03 ,  4L055AG11 ,  4L055AG12 ,  4L055AG99 ,  4L055AH01 ,  4L055EA16 ,  4L055EA32 ,  4L055FA20 ,  4L055FA21 ,  4L055FA30

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