特許
J-GLOBAL ID:200903053006744666

ウィルス分離用膜及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 哲男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-081069
公開番号(公開出願番号):特開平6-269645
出願日: 1993年03月17日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 ウィルスを分離する信頼性が高く、しかも処理速度が速い微細多孔性の精密濾過膜を得ること。【構成】 ポリオレフィンを素材とする微細多孔性膜である。この膜の一つの面から他の面に連通している微細孔が、相互に間隔を有するポリオレフィンの微粒子の集合体と微粒子間を連結する多数のミクロフィブリルからなる立体構造により形成されている。また、一つの面の微細孔の大きさが他の面の該微細孔の大きさの2倍以上であり、孔径分布の極大値が0.01〜10μmの間に二つあり、メタノールで測定したバブルポイントが2.5kg/cm2以上であり、更に、差圧が1kg/cm2の時の透水速度が0.5ml/cm2以上であるウィルス分離用膜と、この分離用膜を製造する方法である。
請求項(抜粋):
ポリオレフィンを素材とする微細多孔性膜であって、該微細多孔性膜の一つの面から他の面に連通している微細孔が、相互に間隔を有するポリオレフィンの微粒子の集合体と該微粒子間を連結する多数のミクロフィブリルからなる立体構造により形成され、且つ、一つの面の該微細孔の大きさが他の面の該微細孔の大きさの2倍以上であり、孔径分布の極大値が0.01〜10μmの間に二つあり、メタノールで測定したバブルポイントが2.5kg/cm2以上であり、差圧が1kg/cm2の時の透水速度が0.5ml/cm2以上であることを特徴とするウィルス分離用膜。
IPC (6件):
B01D 71/26 ,  B01D 69/08 ,  D01F 6/04 ,  D01F 6/46 ,  D06M 13/08 ,  D06M101:20
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-238029
  • 特開昭61-296113

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