特許
J-GLOBAL ID:200903053007000210

高透過性複合逆浸透膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-093732
公開番号(公開出願番号):特開平9-276673
出願日: 1996年04月16日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】芳香族ポリアミド系の逆浸透膜において、超低圧での運転が可能で、かつ溶存シリカ阻止性能が低いため高回収率運転が可能で経済性にも安価で、家庭で用いる浄水器などに適用できる複合逆浸透膜を提供する。【解決手段】2つ以上の反応性のアミノ基を有する多官能性アミン化合物と、2つ以上の反応性の酸ハライド基を有する多官能性酸ハロゲン化合物とを界面重縮合反応させる際に、たとえば沸点73〜140°C程度の溶媒を用いて、5秒以下の数秒間というきわめて短時間の反応をさせる。
請求項(抜粋):
薄膜とこれを支持する微多孔性支持体とからなる複合逆浸透膜において、前記薄膜が、2つ以上の反応性のアミノ基を有する化合物と、2つ以上の反応性の酸ハライド基を有する多官能性酸ハロゲン化合物を反応させて得られたポリアミド系スキン層であり、操作圧力5kgf/cm2 、温度25°C、pH6.5の運転条件下において、塩化ナトリウム500ppmを含有する水溶液で評価したときの性能が塩化ナトリウム阻止率が40%以上80%以下、透過流束が0.8m3 /m2 ・日以上であり、イソプロピルアルコール500ppmを含有する水溶液で評価したときの性能がイソプロピルアルコール阻止率が20%以上であり、かつ溶存シリカ50ppmを含有する水溶液で評価したときの性能が溶存シリカ阻止率が60%以下であることを特徴とする高透過性複合逆浸透膜。
IPC (3件):
B01D 71/56 ,  B01D 61/02 ,  B01D 71/82 510
FI (3件):
B01D 71/56 ,  B01D 61/02 ,  B01D 71/82 510
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平4-504076
  • 特表平4-504076

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