特許
J-GLOBAL ID:200903053009347056

スラッジ乾燥燃焼溶融処理システム並びにその燃焼溶融処理方法及び差圧制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原崎 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-287326
公開番号(公開出願番号):特開平8-121735
出願日: 1994年10月26日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 汚泥スラッジ中の水分の乾燥及び燃焼を安全且つ無公害に行い、溶融灰のスメルト化をスムースに行わしめ、且つ流出を容易ならしめ、流出後の固化及び粒状化の調整を可能ならしめ再利用化を計る。【構成】 不活性ガスによる気流乾燥機4を設け、スラッジ中の有機物を燃焼し、無機物を溶融するスラッジ燃焼溶融炉11を設け、その底部にスメルト取出口78を設ける。スラッジ回収シールタンク内ベーバ抽出ラインを設け、未燃有機物を完全燃焼する二次燃焼炉20を設けドレン噴射ノズル23を炉内に臨ませ、対流伝熱本体25、乾燥用不活性ガス貯槽61を設け、これから気流乾燥への不活性ガスの供給通路の途中に設けられた乾燥媒体ガス加熱器28を対流伝熱部本体25内に配置し、対流伝熱部本体25を経て排出される燃焼排ガス中に含まれる公害成分を除去する排ガススクラバ38を設けた。
請求項(抜粋):
水分を多量に含む有機物並びに無機物の混合成分より成るスラッジを高温の不活性ガスにより乾燥する気流乾燥機を設け、気流乾燥機で乾燥したスラッジ中の有機物を燃焼し且つ発生する炉内高温燃焼ガスによってスラッジ中の無機物を溶融するスラッジ燃焼溶融炉を設け、無機物を溶融しスメルトとして炉内底部より分離抽出するスメルト取出口をスラッジ燃焼溶融炉の底部に設け、溶融無機物の分離除去後の高温排出ガス中に含まれる未燃有機物を完全燃焼する二次燃焼炉を設け、気流乾燥機での乾燥時にスラッジから気化する乾燥除去水分の一部のドレン内に含有する悪臭成分を余剰酸素により酸化除去すると共に炉内で発生するNOX 低減を計るべく、上記乾燥除去水分の一部を二次燃焼炉内に噴出導入するドレン噴射ノズルを二次燃焼炉内に臨ませて設け、スラッジ燃焼溶融炉及び二次燃焼炉の燃焼排ガスを対流させる対流伝熱部本体を設け、上記気流乾燥機に不活性ガスを供給する乾燥用不活性ガス貯槽を設け、乾燥用不活性ガス貯槽から気流乾燥機に不活性ガスを供給する通路の途中に設けられた乾燥媒体ガス加熱器を上記対流伝熱部本体内に配置して、対流伝熱部本体内の対流する燃焼排ガスを利用して乾燥媒体ガス加熱器内を通過する不活性ガスを高温化し、スラッジ燃焼溶融炉及び二次燃焼炉から対流伝熱部本体を経て排出される燃焼排ガス中に含まれる公害成分を除去する除去装置を設けたことを特徴とするスラッジ乾燥燃焼溶融処理システム。
IPC (12件):
F23G 7/00 104 ,  B01D 53/38 ,  B01D 53/74 ,  C02F 11/00 ,  C02F 11/12 ZAB ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 115 ,  F23G 5/04 ZAB ,  F23G 5/16 ZAB ,  F26B 21/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00
FI (3件):
B01D 53/34 116 H ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 303 H

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