特許
J-GLOBAL ID:200903053011473409

摩擦を測定または調整するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-515219
公開番号(公開出願番号):特表平10-509513
出願日: 1995年11月03日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】ゴムタイヤを備えた車両車輪の間に起こる摩擦は、3本の影響曲線(5、6、8)を描く。ゴムタイヤを備えた車輪と道路表面との間に起こる摩擦は測定結果曲線(1-4)で示される。曲線の形状は、ゴムタイヤ影響曲線(6)からsymptoticallyに決定される。従って、測定結果曲線(1-4)は独特の形状を有し、最大値(1A-4A)を設けている。最大摩擦はゴムタイヤの影響曲線と道路表面、さらに最大摩擦影響曲線(8)の各々によって決定される。影響曲線は各々数学モデルを備えている。最大摩擦影響曲線(8)の数学モデルには、滑り速度、タイヤの特性、道路表面-タイヤ特性が設けられている。タイヤ特性および道路-タイヤ特性は、処理パラメータとして測定により決定される。従って最大摩擦は、タイヤ特性および道路-タイヤ特性が変更されない限り、滑り速度のみの従変数となる。本発明はタイヤもしくは道路の表面を測定するため、そして、牽引力、いわゆる制動または推進を制御するために利用することができる。
請求項(抜粋):
表面と関連する車輪の回転動作の加速あるいは減速時限の最中の摩擦-滑り速度関係の手段による摩擦関係の実時間計算と、前記時限の最中に行われる、表面と関連する車両の線側度vと車輪の回転速度の連続測定と、前記測定による線速度vおよび、車輪半径と同様、車輪の前記回転速度による、関連した、変化する滑り速度Vsとを有する、車輪と表面の間が滑り易い状態にある場合の、回転動作の最中に、空気車両ゴム車輪と表面との間の相互作用によって摩擦関係を測定あるいは制御する方法であって、 測定値または制御パラメータが、下記の関係に基づき、変化する滑り速度Vsと線速度vとに依存して算出され、であって、μmaxは最大摩擦値であり、STDslopeは、例えば従来の測定方法で測定されたような表面テキスチャー傾斜角度の標準偏差であり、A(v,Vs)は、v1とVsの関数(機能)としての、車輪と表面との間の実際接触範囲または総接触範囲であり、また、であって、D = フラクタル次元 G = フラクタルスケーリング因子 L = 選択した数の正弦波の上波長遮断制限 L = 選択した数の正弦波の下波長遮断制限 σ = ゴム車輪の疲労因子 τ = ゴム車輪緩和スペクトラ η = ゴム車輪密度 δ = ゴム車輪形状因子 b = 車輪と表面との間の接触範囲の長さ r = ゴム車輪半径であることを特徴とする方法。
IPC (3件):
G01N 19/02 ,  B60C 19/00 ,  B60T 8/58
FI (3件):
G01N 19/02 B ,  B60C 19/00 H ,  B60T 8/58 Z

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