特許
J-GLOBAL ID:200903053013267229

過電流検出回路および電線保護回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-141068
公開番号(公開出願番号):特開2000-329799
出願日: 1999年05月21日
公開日(公表日): 2000年11月30日
要約:
【要約】【課題】 複数の素線が被覆されて形成された電線に流れる電流が、その1本の素線とアースとの短絡により被覆の劣化を引き起こすレベルの電流に対応する電流であるか否かを適正に判定する。【解決手段】 電源部1とアースとの間にシャント抵抗2、FET3、ランプ4が直列に接続されてなる。電線7は、複数の素線が被覆されてなる。電流検出回路10は、シャント抵抗2に流れる負荷電流ILに対応する出力電圧VOUTを出力部10aから出力する。電圧発生回路20は電源電圧VBの1次関数電圧VOを出力部20aから出力する。コンパレータ30の非反転入力端子は遅延回路11を介して出力部10aに、反転入力端子は出力部20aに、出力端子はトランジスタ40のベースに接続され、トランジスタ40のコレクタはFET3のゲートに接続され、エミッタは接地されている。
請求項(抜粋):
複数の素線が被覆されて形成された電線により電源部と負荷とを接続し、上記電線を介して電源部から負荷への電流供給を行う電流供給回路での過電流を検出する回路であって、上記電線に介設された電流検出抵抗を有し、この電流検出抵抗に流れる負荷電流に対応する対応電圧を第1出力部から出力する電流検出回路と、上記電源部から電源ラインに出力される電源電圧の関数に相当する電圧である関数電圧を発生させて第2出力部から出力する電圧発生回路と、上記対応電圧と上記関数電圧とを比較して上記関数電圧より上記対応電圧が大きいときに過電流判定信号を出力する過電流判定手段とを備え、上記電圧発生回路は、上記関数電圧として、上記電線を形成する1本の素線が上記電流検出抵抗と上記負荷との間でアースに短絡することにより上記電流検出抵抗に劣化電流が流れた状態で上記電流検出回路の上記第1出力部から出力される電圧とほぼ同等レベルの電圧を発生させるもので、上記劣化電流は、短絡した上記1本の素線に流れる電流であって当該1本の素線に接触している上記電線の被覆の劣化を引き起こす最低レベルの電流である第1電流と、このとき上記負荷に流れる電流である第2電流との和であることを特徴とする過電流検出回路。
IPC (6件):
G01R 19/165 ,  G01R 31/02 ,  H02H 3/087 ,  H02H 3/10 ,  H02H 3/16 ,  H02H 7/20
FI (6件):
G01R 19/165 L ,  G01R 31/02 ,  H02H 3/087 ,  H02H 3/10 A ,  H02H 3/16 A ,  H02H 7/20 A
Fターム (31件):
2G014AA04 ,  2G014AB38 ,  2G014AB41 ,  2G014AC18 ,  2G035AA16 ,  2G035AB03 ,  2G035AC01 ,  2G035AC02 ,  2G035AD02 ,  2G035AD03 ,  2G035AD04 ,  2G035AD10 ,  2G035AD54 ,  2G035AD56 ,  5G004AA04 ,  5G004AB02 ,  5G004BA03 ,  5G004BA04 ,  5G004DA02 ,  5G004DC04 ,  5G004EA01 ,  5G004FA01 ,  5G053AA01 ,  5G053AA02 ,  5G053BA01 ,  5G053CA02 ,  5G053EA03 ,  5G053EA09 ,  5G053EB02 ,  5G053EC03 ,  5G053FA05

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