特許
J-GLOBAL ID:200903053022794428

電磁クラッチ付き回転機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-026426
公開番号(公開出願番号):特開2000-220662
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】【課題】 コイル回転型の電磁クラッチにおいて、ブラシ磨耗粉の排出効果を高める。【解決手段】 圧縮機5のハウジング6に備えられた円筒状のボス部6aの外周側に軸方向に延びる第1空気通路30を形成し、この第1空気通路30の一端側はスリップリング19、20とブラシ22、23との摺動部周囲に連通し、第1空気通路30の他端側は吸入口31により外部へ開放する。ロータ1に保持されるスリップリング保持部材18に第1送風ファン36を形成し、この第1送風ファン36により第1空気通路30から空気を吸入し、この吸入空気を摺動部周囲を通過した後に、スリップリング保持部材18の通風口34から外部へ排出する。
請求項(抜粋):
ハウジング(6)に備えられた円筒状のボス部(6a)の中心部に回転軸(13)を配置し、この回転軸(13)への回転伝達を断続する電磁クラッチを備える回転機械(5)であって、回転部材(1)と、この回転部材(1)に電気絶縁して配置され、通電により電磁吸引力を発生する電磁コイル(2)と、前記回転部材(1)に対向配置され、前記電磁コイル(2)の発生する電磁吸引力により前記回転部材(1)に吸着されるアーマチャ(8)と、前記電磁コイル(2)に通電する摺動通電機構とを備え、この摺動通電機構には、スリップリング(19、20)とこのスリップリング(19、20)に圧接するブラシ(22、23)とを設け、前記回転部材(1)に前記アーマチャ(8)が吸着されることにより、回転駆動源から前記回転部材(1)および前記アーマチャ(8)を介して前記回転軸(13)に回転を伝達するようになっており、さらに、前記ボス部(6a)の外周側に軸方向に延びる第1空気通路(30)を形成し、この第1空気通路(30)の一端側は、前記スリップリング(19、20)と前記ブラシ(22、23)との摺動部周囲に連通し、前記第1空気通路(30)の他端側は外部へ開放し、前記回転部材(1)とともに回転する第1送風手段(36)を備え、この第1送風手段(36)により前記第1空気通路(30)から空気を吸入し、この吸入空気を前記摺動部周囲を通過した後に外部へ排出することを特徴とする電磁クラッチ付き回転機械。
FI (2件):
F16D 27/02 B ,  F16D 27/02 Z

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