特許
J-GLOBAL ID:200903053029238105

溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田宮 寛祉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-328042
公開番号(公開出願番号):特開2003-136238
出願日: 2001年10月25日
公開日(公表日): 2003年05月14日
要約:
【要約】【課題】 開先の裏側に予め裏ビードとなるビードを設けることなく、開先側からのアーク溶接によって、開先側と反対側の突合せ部にすみ肉ビードを良好なビード形状に形成することができる溶接方法を提供する。【解決手段】 第1の母材1の所定の範囲に付着した酸化被膜と第2の母材2の所定の範囲に付着した酸化被膜を取り除いた後に、第1の母材1の端部にルートフェイス1aおよび片側開先面を形成し、かつルートフェイス1aが第2の母材2の平坦面2aに接触するように、第1の母材1を第2の母材2に当て、開先溶接部における第2の母材2の所定の狙い位置P2に溶接ワイヤ6の先端部を臨ませ、アークで第1および第2の母材(1,2)の接触部近傍を溶融させ、そのとき生じる溶融物をアークの作用に基づき開先側から開先裏側へ押し出して裏ビードを形成する。
請求項(抜粋):
酸化被膜の付着した第1の母材と第2の母材を突合せ、溶接トーチから供給される溶接ワイヤと少なくとも前記第2の母材との間でアークを発生させて前記第1および第2の母材を溶接する溶接方法であり、前記第1の母材の所定の範囲に付着した酸化被膜と前記第2の母材の所定の範囲に付着した酸化被膜を取り除いた後に、前記第1の母材の端部にルートフェイスおよび片側開先面を形成し、かつ前記ルートフェイスが前記第2の母材の平坦面に接触するように、前記第1の母材を前記第2の母材に当て、開先溶接部における前記第2の母材の所定の狙い位置に前記溶接ワイヤの先端部を臨ませ、前記アークで前記第1および第2の母材の接触部近傍を溶融させ、そのとき生じる溶融物を前記アークの作用に基づき開先側から開先裏側へ押し出して裏ビードを形成する、ことを特徴とする溶接方法。
IPC (2件):
B23K 9/02 ,  B23K 9/235
FI (2件):
B23K 9/02 S ,  B23K 9/235 Z
Fターム (9件):
4E001AA03 ,  4E001DG01 ,  4E081AA12 ,  4E081BA40 ,  4E081DA10 ,  4E081DA11 ,  4E081DA42 ,  4E081DA72 ,  4E081DA81

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