特許
J-GLOBAL ID:200903053031380059
光スイッチ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
光石 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-057920
公開番号(公開出願番号):特開平5-257069
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 光信号の切り替えに用いる自己保持型の光スイッチを提供する。【構成】 光導波路11を有する光導波路基板12と、光導波路11と直交する方向に横断して形成された溝部13と、溝部13内を摺動自在とし光導波路11と直交する金属鏡14を設けてなるガラス片15と、光導波路11を境として相対向して形成され、且つ内部に液体金属(水銀)16を保持する液体金属保持溝17と、液体金属保持溝17内の液体金属16に各々電流を流す電極18,19と、電流が流れる方向に対して直交する方向に磁界を印加する磁場印加部とを具備してなり、液体金属16に電流を流し、この電流が流れる方向に対して直交する方向に磁界を印加し、液体金属16にローレンツ力を働かせて液体保持溝内を移動させ、ガラス片の一部に設けた金属鏡が光導波路を遮断し、光導波路を通って来た入力光を反射させ、自己保持型の光スイッチの働きをなす。
請求項(抜粋):
内部に光導波路を形成した光導波路基板と、上記光導波路と直交する方向に横断して形成された溝部と、当該溝部内を摺動自在とし上記光導波路と直交する一側面に金属鏡を設けてなるガラス片と、上記光導波路基板に形成した光導波路を境とし上記溝部の両端と連通するよう相対向して形成され且つ内部に液体金属を移動自在に保持する液体金属保持溝と、当該液体金属保持溝内の液体金属に各々電流を流す電極と、この電流が流れる方向に対して直交する方向に磁界を印加する磁場印加部とを具備してなり、電流と磁界で該液体金属に発生する力により、上記金属鏡を設けたガラス片が上記光導波路を横断して設けた溝に沿って摺動し、当該光導波路を金属鏡で遮る状態と遮らない状態とに切り替えてなることを特徴とする光スイッチ。
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