特許
J-GLOBAL ID:200903053032981277

フレームトランスファ型固体撮像素子のスミア除去回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西野 卓嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-175600
公開番号(公開出願番号):特開平6-022223
出願日: 1992年07月02日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で、螢光灯下で変化するスミアを確実に除去する。【構成】 スミア成分を記憶したラインメモリ1は、撮像出力に同期してスミア成分を出力する。スミア成分を積算した積分回路3は、積分値を第1積分メモリ4に記憶する。第2積分メモリ5は、1フィールド前の積分値を記憶しており、両記憶出力を入力する除算回路6は除算出力を導出する。第1・第2遅延回路7・8は、2フィールド遅延した除算出力を乗算回路9に入力し、予測スミア成分を形成する。選択スイッチ10は、撮像出力に同期してスミア成分と予測スミア成分を選択導出し、減算回路11は、適切なスミア除去を行う。
請求項(抜粋):
スミア検出ラインを持つフレームトランスファ型固体撮像素子と、該固体撮像素子よりスミア成分を記憶し記憶したスミア成分を撮像出力に同期して繰り返し読み出すラインメモリと、スミア成分をフィールド周期で積分する積分回路と、フィールドが前後する積分値を記憶する1対の積分値記憶メモリと、該一対の積分値記憶メモリの出力を割り算処理して、フィールド毎の平均輝度比率を求める除算回路と、該平均輝度変化率を2フィールド遅延する1対の遅延メモリと、該遅延メモリより読み出される平均輝度変化率と前記ラインメモリの出力を乗算する乗算回路と、撮像出力の高輝度スポットの出力前に前記ラインメモリの出力を選択し、撮像出力の高輝度スポットの出力後に前記ラインメモリの出力を選択する選択スイッチと、撮像出力より前記選択スイッチの出力を減算する減算回路とを、それぞれ配して成るフレームトランスファ型固体撮像素子のスミア除去回路。

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