特許
J-GLOBAL ID:200903053034537935

監視用画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-346893
公開番号(公開出願番号):特開2000-175174
出願日: 1998年12月07日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】 従来の監視用画像処理装置では、認識処理部が通常差分処理部を背景差分として画像認識を行い、発報すべきイベントを検知する。また、イベントを検知した認識処理部は差分処理部をフレーム間差分に変更して再度画像認識を行ってそのイベントが真か否か判定し、真の場合に発報していた。つまり、背景差分処理とフレーム間差分処理とに使用する映像信号との間で遅延が発生し、認識精度が低下していた。【解決手段】 A/D変換部2が出力する映像信号に対し、差分処理部3では背景差分を行い、差分処理部20ではフレーム間差分を行う。また、認識処理部10aでは差分処理部3側でイベントを検知すると、差分処理部20側でそのイベントが真であるか否かを判定して真の場合にイベント検知を出力する。これにより、認識処理部10aでは同一の映像フレームから生成された差分データにより認識処理を行うことができるため認識精度が向上する。
請求項(抜粋):
監視対象を撮像した映像信号を入力する映像信号入力部と、上記入力した映像信号に対して第1差分処理を行って第1差分データを出力する第1差分処理部と、上記第1差分処理部と並列に配置され、該第1差分処理部が処理する映像信号フレームと同一のフレームに対して同時刻に第2差分処理を行って第2差分データを出力する第2差分処理部と、上記第1差分データを入力して第1特徴量を出力する第1特徴量抽出部と、上記第2差分データを入力して第2特徴量を出力する第2特徴量抽出部と、上記第1特徴量及び第2特徴量によって発報対象を認識する認識処理部とを備えたことを特徴とする監視用画像処理装置。
Fターム (7件):
5C054EA01 ,  5C054EA03 ,  5C054FC01 ,  5C054FC05 ,  5C054FC13 ,  5C054FE25 ,  5C054HA18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 監視用画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-278592   出願人:三菱電機株式会社
  • 領域抽出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-050688   出願人:松下電器産業株式会社, 東京電力株式会社
  • 車両監視装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-088671   出願人:オムロン株式会社

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