特許
J-GLOBAL ID:200903053034946509

エンハンス処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 道人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-205270
公開番号(公開出願番号):特開平9-037112
出願日: 1995年07月19日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【目的】 インタレ-ス方式の映像の動きを検出し、動き量に応じてフィ-ルド内とフィ-ルド間の処理を適応的に切り替えて補間信号を生成する場合の、補間処理による周波数特性の劣化を補正する。【構成】 遅延回路102は第1〜3の遅延信号を、また遅延回路103は第4〜6の遅延信号を出力する。高域成分抽出回路104はフィ-ルド内の演算処理により第1、2の遅延信号の高域成分を、また高域成分抽出回路105は、フィ-ルド間の演算処理により第1、2および5の遅延信号の高域成分を出力する。乗算器106、107は、高域成分抽出回路104の出力信号に、また乗算器108、109、110は、高域成分抽出回路105の出力信号にエンハンス量に応じた係数を乗じて出力する。動きMIX回路119は、動画MIX回路116の出力信号と静止画MIX回路117の出力信号を入力し、動き検出回路118の動き信号に応じて合成する。
請求項(抜粋):
インタレ-ス方式の映像信号を入力し、該映像信号の動き量に応じて適応的にフィ-ルド内とフィ-ルド間の処理を切り替えて補間信号を生成するエンハンス処理装置において、前記入力映像信号を1ライン遅延した第1の遅延信号と2ライン遅延した第2の遅延信号と3ライン遅延した第3の遅延信号を出力する第1の遅延手段と、前記入力映像信号より1フィ-ルド遅延した第4の遅延信号と第4の遅延信号を1ライン遅延した第5の遅延信号と第4の遅延信号を2ライン遅延した第6の遅延信号を出力する第2の遅延手段と、前記入力映像信号と前記第1の遅延手段の出力信号を入力しフィ-ルド内の演算処理により前記第1の遅延信号の高域成分と第2の遅延信号の高域成分を抽出する第1の高域成分抽出手段と、前記第1の遅延手段と前記第2の遅延手段の出力信号を入力しフィ-ルド間の演算処理により前記第1の遅延信号の高域成分と前記第2の遅延信号の高域成分と前記第5の遅延信号の高域成分を抽出する第2の高域成分抽出手段と、前記第1の高域成分抽出手段の出力信号にエンハンス量に応じた係数を乗じる第1の乗算手段と、前記第2の高域成分抽出手段の出力信号にエンハンス量に応じた係数を乗じる第2の乗算手段と、前記第1の遅延手段の出力信号に前記第1の乗算手段の出力信号を加算する第1の加算手段と、前記第1の遅延手段と前記第2の遅延手段の出力信号に前記第2の乗算手段の出力信号を加算する第2の加算手段と、前記第1の加算手段の出力信号を入力しフィ-ルド内の演算処理により補間信号を生成する動画MIX手段と、前記第2の加算手段の出力信号を入力しフィ-ルド間の演算処理により補間信号を生成する静止画MIX手段と、前記入力映像信号の動きを検出し動き信号を生成する動き検出手段と、前記動画MIX手段と前記静止画MIX手段の出力信号を入力し前記動き検出手段の動き信号に応じて合成する動きMIX手段と、前記動画MIX手段と前記静止画MIX手段における補間係数を生成する補間係数生成手段と、前記補間係数生成手段の補間係数をもとにエンハンス量を決定し前記第1の乗算手段と第2の乗算手段における係数を生成するエンハンス量制御手段とを備え、映像の動き量に応じて適応的にフィ-ルド内とフィ-ルド間のエンハンス処理を切り替えることを特徴とするエンハンス処理装置。
IPC (2件):
H04N 5/208 ,  H04N 3/22
FI (2件):
H04N 5/208 ,  H04N 3/22 A

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