特許
J-GLOBAL ID:200903053041220270

無線装置およびそのキャリブレーション方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999004173
公開番号(公開出願番号):WO2000-008777
出願日: 1999年08月02日
公開日(公表日): 2000年02月17日
要約:
【要約】アダプティブアレイ無線基地局は3個以上のアンテナ素子(ANTj(j=1,2,...、n))と信号処理回路(20)とを備えている。キャリブレーション時に、それぞれの伝送系から送出された既知の信号とそれぞれの伝送系において測定された受信信号とに基づいて、各伝送系における送受信回路間の位相回転量の差および振幅変動量の差が推定される。この推定結果に基づきフェイズシフタ(PSj)の位相回転量およびアッテネータ(ATTj)の振幅変動量が設定される。これにより、特別な測定回路を設けることなく簡単かつ安価な構成で送受信回路の伝送特性のキャリブレーションを行なうことができる無線装置およびキャリブレーション方法を提供する。
請求項(抜粋):
伝送特性のキャリブレーションが可能な無線装置であって、 アンテナ(ANT)と、前記アンテナを共用する送信回路(TX)および受信回路(RX)とを各々が含む、n(nはn≧3の整数)個の信号伝送系と、 キャリブレーション時に、前記n個の信号伝送系の各々の前記送信回路から既知の信号を送信し、かつ前記送信された信号を前記n個の信号伝送系の複数のものの前記受信回路で受信するように制御を行なう制御手段(22)と、 前記信号伝送系ごとに設けられ、当該信号伝送系の前記受信回路で受信された信号に対し前記既知の信号を用いて所定の信号処理を行なう信号処理手段(PE,AE)と、 前記信号伝送系の前記複数のものにおける前記信号処理手段によって得られた信号を記憶する記憶手段(21)と、 前記記憶手段に記憶された信号に基づいて、前記n個の信号伝送系の各々の前記送信回路および前記受信回路のそれぞれを信号が通過することによって当該信号に生じる位相回転量および振幅変動量の少なくとも一方に関する情報を算出する演算手段(22)とを備えた、無線装置。
IPC (2件):
H04B 7/08 ,  H01Q 3/26
FI (2件):
H04B 7/08 Z ,  H01Q 3/26 Z

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