特許
J-GLOBAL ID:200903053044134790
超音波タッチパネル
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-317700
公開番号(公開出願番号):特開平6-149459
出願日: 1992年11月02日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 超音波送受波手段を圧電板に備えることにより、その圧電板に物体が接触したことを感知する超音波タッチパネルを提供する。【構成】 すだれ状電極T1またはT2から電気信号を入力すると、その電気信号が弾性表面波に変換されて圧電板1を伝搬する。圧電板1を伝搬している弾性表面波のうちすだれ状電極R11〜R14またはR21〜R24の示す中心周波数とその近傍の周波数の弾性表面波のみが電気信号に変換されてすだれ状電極R11〜R14またはR21〜R24から出力される。弾性表面波の伝搬路に接触するとその接触部分に対応する位置の出力用すだれ状電極の電気信号が減衰または消滅する。
請求項(抜粋):
圧電板の一方の板面Z1上に超音波送受波手段を少なくとも2つ備えて成る超音波タッチパネルにおいて、前記超音波送受波手段はN組のすだれ状電極Pi(i=1,2,......,N)と前記すだれ状電極Piにそれぞれ対応するN組のすだれ状電極群Qi(i=1,2,......,N)とから成り、前記すだれ状電極群Qiはそれぞれ少なくとも2組のすだれ状電極Qi-1(i=1,2,......,N)およびQi-2(i=1,2,......,N)から成り、前記すだれ状電極Piの電極周期長にほぼ対応する少なくとも1種類の周波数の電気信号を該すだれ状電極Piに入力し、前記電極周期長にほぼ等しい波長を有する少なくとも1種類の弾性表面波を前記板面Z1に励振する手段と、前記板面Z1に励振された該弾性表面波の波長に応じて前記すだれ状電極Qi-1およびQi-2に現れる電気信号を出力する手段とが設けてあり、前記すだれ状電極Qi-1のそれぞれの出力端は互いに電気的に接続点N1で接続されており、前記すだれ状電極Qi-2のそれぞれの出力端は互いに電気的に接続点N2で接続されており、前記すだれ状電極Piに電気信号を入力する手段は、出力端が前記すだれ状電極Piの入力端にそれぞれ接続されたN個のスイッチSi(i=1,2,......,N)と、該スイッチSiを順次に所定の周期で電気的にそれぞれ断続するスイッチ制御手段とを含み、1つの前記超音波送受波手段における前記すだれ状電極Piと前記すだれ状電極群Qiとの間の弾性表面波の伝搬路と、別の前記超音波送受波手段における前記すだれ状電極Piと前記すだれ状電極群Qiとの間の弾性表面波の伝搬路とが互いに直交していて、前記板面Z1における弾性表面波の伝搬路の一部に物体が接触したことを、前記接続点N1および前記接続点N2に現れる電気信号の大きさから感知することを特徴とする超音波タッチパネル。
IPC (4件):
G06F 3/03 340
, G01S 13/46
, H01H 35/00
, H03K 17/96
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