特許
J-GLOBAL ID:200903053058222587

エンジン模擬音発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-237171
公開番号(公開出願番号):特開平5-053594
出願日: 1991年08月23日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 音量の大小にかかわらず、常に忠実なエンジン模擬音を発生させることのできるエンジン模擬音発生装置を提供する。【構成】 ROM21内には、予め録音された実車両のエンジン音データが複数のエンジン回転状態について用意されており、ループアドレスコントロール10は、エンジン1のRPMに対応するエンジン音データをラッチ回路22に読み出す。読み出されたデータは、DAコンバータ23、低域フィルタ24を介してイコライザ25に与えられ、アンプ26で増幅されてスピーカ3から出力される。ボリュームデータメモリ33内には、各RPMに対応する音量データが用意されており、アンプ・ゲインコントロール32は、エンジン1のRPMに対応する音量データをボリュームデータメモリ33から検索し、この音量データに応じた増幅率をアンプ26に与える。
請求項(抜粋):
実車両または模擬車両のエンジン回転状態に応じてエンジン模擬音を発生させるエンジン模擬音発生装置であって、予め録音された実車両のエンジン音データを複数のエンジン回転状態について記憶している記憶手段と、実車両または模擬車両のエンジン回転数およびエンジントルクを検出する検出手段と、この検出手段により検出されたエンジン回転数に近いエンジン回転数で録音されたエンジン音データを前記記憶手段から読み出す読出手段と、この読出手段により読み出されるエンジン音データのエンジン回転数と前記検出手段により検出されたエンジン回転数との差に応じて、前記読出手段によるエンジン音データ読出速度を変化させる読出速度変更手段と、前記検出手段により検出されたエンジントルクに応じて、前記読出手段により読み出されたエンジン音データを加工し、音声信号として出力する加工手段と、前記加工手段から出力された音声信号を増幅する増幅手段と、前記検出手段により検出されたエンジン回転数に基づいて、前記増幅手段の増幅率を制御する増幅率制御手段と、前記増幅手段から出力された音声信号をエンジン模擬音として再生する再生手段と、を備えることを特徴とするエンジン模擬音発生装置。

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