特許
J-GLOBAL ID:200903053064020589
キャピラリー電気泳動による結合定数の測定方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-265198
公開番号(公開出願番号):特開平6-118059
出願日: 1992年10月02日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【構成】サンプルの検出時間及びミセルの検出時間に基づいて、ミセル内のサンプルと泳動溶媒中のサンプルとの容量比k′を求め、この容量比k′及びミセルを形成するイオン性物質の濃度〔M〕0 、サンプル濃度〔S〕0 の関係を、式1/ka =〔M〕0 /k′-〔S〕0 /(1+k′)に当てはめることによって、サンプルがミセルへ取り込まれる場合の平衡定数である結合係数ka を求める。【効果】キャピラリー電気泳動法において、実測データに十分フィットする理論式を採用して、結合係数ka を正確に予測することができるので、各種の結合反応を定量的かつ十分正確に解析することができるようになる。
請求項(抜粋):
キャピラリー内にイオン性物質を所定濃度で溶解させた泳動溶媒を満たし、キャピラリーに沿って電位勾配をかけながら、キャピラリー内の一部にサンプルとなる物質を所定濃度で溶解させた溶液を注入して、サンプルとなる物質の分子が前記イオン性物質の分子又はその分子集合体に結合され又は取込まれた状態で前記イオン性物質の分子又はその分子集合体を電気泳動させるキャピラリー電気泳動法において、サンプルの検出時間及び前記イオン性物質の分子又はその分子集合体の検出時間に基づいて、前記イオン性物質の分子又はその分子集合体に結合され又は取り込まれたサンプルと、泳動溶媒中のサンプルとの容量比k′を求め、この容量比k′、前記イオン性物質の濃度〔M〕0 、及びサンプルの濃度〔S〕0 との関係を、式1/ka =〔M〕0 /k′-〔S〕0 /(1+k′)に当てはめることによって、サンプル分子が前記イオン性物質の分子又はその分子集合体に結合され又は取り込まれる場合の平衡定数である結合係数ka を算出することを特徴とする、キャピラリー電気泳動による結合定数の測定方法。
IPC (2件):
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