特許
J-GLOBAL ID:200903053064415230

セルロース誘導体のエーテル化方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-198628
公開番号(公開出願番号):特開平5-017501
出願日: 1991年07月12日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 セルロース誘導体のエーテル化において、副生塩の除去に伴う廃水が少なく、品質が安定な誘導体を得る製法を提供する。【構成】 セルロース誘導体が可溶で副生塩が不溶の有機溶剤を用いてエーテル化反応を行い、反応後、目的物が可溶化し、副生塩が分散した有機溶剤を固液分離して副生塩を除去する方法。
請求項(抜粋):
下記セルロース誘導体(1)とエ-テル化剤(2)とを、苛性アルカリ(3)および水の存在下、下記溶媒(4)中で反応させることを特徴とするセルロ-ス誘導体のエ-テル化方法。セルロ-ス誘導体(1):カルボキシメチルセルロ-スもしくは、カルボキシエチルセルロ-スから選ばれるカルボキシル基を有するセルロ-ス誘導体(1-1)、またはメチルセルロ-ス、エチルセルロ-ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ-ス、ベンジルセルロ-ス、酢酸セルロ-スもしくは酢酸酪酸セルロ-スから選ばれるカルボキシル基を有しないセルロ-ス誘導体(1-2)。溶媒(4):炭素数3〜5以下の低級分岐アルコール系溶剤、エ-テル系溶剤、ケトン系溶剤、芳香族系溶剤またはこれらの混合物から選ばれ、(1)と(2)との反応により得られるエ-テル化物を溶解する溶媒。

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